楽器との縁



普段色々なチェンバロとの縁があることを望んでいるのですが、昨年末からとあるオルガンとも御縁が出来ています。
チェンバロ奏者がオルガンの話をすると「足鍵盤は操れるの?」というツッコミを頂きますが、これは ポジティブ・オルガンなので手鍵盤のみです。

Moliere

兵庫県立芸術文化センターに行った後(バルトルド・クイケン氏の演奏を聴きに行ってまいりました)、一駅足を延ばし夙川へ。ピアノ時代の同級生が営む雑貨店Serceさんへ行ってまいりました。Serceオーナー氏も私もピアノ卒の転身組です(笑) オーナー氏は、アクセサリー作家へ、私はチェンバリストの道へ...。
Serceさんには、可愛いビーズ・アクセサリーが沢山ありまして、本番で付けている髪飾りも、オーナー氏に作って頂き、又、現在新たにオーダー中です♪ 又、その他にも、アンティークの雑貨もちょこちょこ置いてあるのですが、今日はこんなものを買いました...



何か分かります?

中はこんな感じ...



モリエールの「Le Bourgeois Gentilhomme」... つまりリュリの「町人貴族」の台本の本です。ひゃぁー!!
一緒に寄ってもらったY氏が、古い本が数冊あるのを見つけてくださったのだけれども、その中にあったんです。ちなみに戦前の版。
思わずオーナー氏に、「売り物?」と尋ねてしまいました。売り物だったのですが(貴重なものは、売り物ではなかったりしますので...) 彼女、全く気付かずに買い付けてきていたらしい... ひゃぁー!!
これは、私の手元にくる為に買い付けられて日本に来たのね! と速攻購入致しました。

こういうものが、まさかSerceさんで手に入るとは思わなかったのですが... ひゃー!!びっくりしました!

追伸 : バックの楽譜はJ.B.Lullyですが Le Bourgeois Gentilhommeではありません。ツッコミしないでください。