mp3

最近のweb更新状況... mp3 ListeningのページJ.S.バッハ, フランス組曲第2番のmp3をupしました。

Chère M.

 フランス語で初めて手紙というものを書いてみました。簡単な挨拶状で「Chère Monsieur」を含めてたった6行ですが...。
 フランス語講座をTVで見ているし(全然話せませんが)、学生の頃に少し齧ったし、たまにArbeauを眺めたりしているのだけれども、いざ文章を書こうと思うと全くもって分からない...。辞書を引っ張り出してたった6行にかなりの時間をかけてしまいました。
 よく考えてみると、自発的に文章を書こうと思ったことは初めてだったのですが、私の語学能力の無さは偏った触れ方をしていることにも原因があるのかもしれない。蘭語も放ったらかしのblogを書くなりしないと、すっかり忘れてしまうような気がします。そろそろ復活させようかしら。
 しかし...一生懸命書いてみたけれども、ちゃんと伝わるのかあまり自信がない。相手の方は日本語も話されるので、日本語文章もつけてあるし、大きな問題にはならないとは思うのですが。

Othello

 狂言とオペラのコラボによる「オセロ」を観に大阪能楽会館へ連れて行って頂いた。簡単に言えば配役の女性役にオペラ歌手が起用され、美しい歌声を聴かせてくれるというコラボの形だった。狂言については初観劇であったので 詳しくないので何も言及は出来ません ^_^; ただオペラとのコラボであるか否かというだけでなく、狂言で悲劇をとりあげるということ自体が物凄く斬新だと思う。
 シェイクスピアの「オセロ」をアレンジされた台本で、オセロだけそのまま"オセロ"の名の役で、他の役柄は、デズデモーナが"鮎姫"等、日本名の登場人物としてアレンジされていた。舞台も堺と琉球。演出も筋が大変分かりやすく(上演するものは本来そうあるべきものだと思いますが...ゴニョゴニョ)、正直、同じ日本語を使用して上演されるものであっても「日本語オペラの『オセロ』」より「日本語での上演の良さ」が大変伝わってくるものでした。これは狂言の技・狂言の視点からの演出によるものだと感じました(きっと狂言は日本語の良さに基づく芸術なのだと思いますが)。
 悲劇なので最後はやはり涙してしまうような筋ですが、最後のカーテンコールで喜劇の要素を出しつつおさめて奇麗に公演を閉じるるのが非常に面白い。アドリブなのでしょうけれども、最後まで観客を楽しませるという点はクラシックの世界も見習わねばならない(むろん笑わせろという意味ではない)。
 オペラとのコラボというよりも、やっぱり狂言ベースだなぁと感じましたが、オペラの華やかな部分を上手くのせて貰えた作品として上演されたような感もしました。
 なお、以上の感想は、西洋音楽側の視点でしか見ることが出来ていないことをお断りしておきます。西洋音楽側に生きているので 仕方がない視点だと思ってくださるとありがたいです(苦笑)。しかし私自身はオペラの部分を観に行った訳ではなく、狂言の方を観に行ったのですけれども。非常に興味深く、古典作品も生で観劇してみたい...と思えるものでした。

 それにしても... 一つの会場だけみて言い切れないだろうけれども、能楽堂ってあまり響かない創りなのですね。檜の木で反響があるのかな? と思っていましたが残響がない。良い空間だなぁ...。(残響があるコンサート・ホールでは、チェンバロの芯が客席で聴きにくいのではないか...と最近思っています)

楽譜作り

本番前になると"本番用の楽譜作り"をします。たいていは譜めくりをしなくていいように、A3×2の大きさにおさまるように 縮小コピーしたものを貼付けて行くという「工作」をしていきます。今度のBIP!のコンサートの準備については この工作をしなくて良いのですが、楽譜を書いて行く作業が多数あります。BIP!編で演奏するバッハ 管弦楽組曲、そしてラモーのコンセール。要するに編曲作業です。只今、その「清書」を連日しております。
今回のBIP!編他、今迄もチェンバロ・パートを工夫して演奏するケースは少なからずあるのですが、横着して大体オケ・スコアを見ながらその場の対応で弾いてしまうことが多いのですが、今回は丁寧に頭の中のものを清書しております(笑)清書しようと思った要因は、これまたスコア見ながらだと「譜めくりが必要になるから」なのですが ^_^;
しかし、やはり一度自分で書くと音楽作品ってよく分かりますね...
J.S.バッハがお兄さんに隠れて写譜して作曲の勉強をした... という意味がよく分かります。

6/6に池田でのコンサートにお越しくださった皆様、ありがとうございました。
池田アゼリアの3Fへのルートが分かりにくかったとのお声を多数頂いています。迷われた方々、不案内で申し訳ございませんでした。

さて、7月のBIP!のコンサートの準備も既に始まっています。今回はBIP!サウンドを色々多彩に演奏しますので、どうぞ皆様お楽しみに! 皆様のお越しをお待ちしております。
マチネ(15:00からのお昼の公演)への御来場を予定されている方は、特に御予約をオススメ致します(^^) 予約先→メールでBIP!まで♪

= 今日の雑記 =
最近Fire fox Userになっていたのですが、Safari4が出てVer.upしたら サクサク ブラウジングが出来るようになりました。再びSafari Userに戻ってまいりました(笑)

6月の池田でのコンサートのお知らせです。
(当記事、暫くトップに置きます。最新の日記は次をご覧ください)

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ドイツ三大巨匠の
  オーボエとチェンバロ

日時 : 2009年6月6日(土)
   開演14:00 (開場 13:30)

会場 : 池田アゼリアホール(池田市民文化会館) 3Fイベントスペース Map
 (阪急宝塚線「石橋」駅下車、西出口より徒歩10分。池田市天神1-7-1 ... ☆阪急梅田駅より石橋駅への所要時間は急行で約15分)

入場料 : 2,500円(全席自由)

出演
 オーボエ 白木直人
 チェンバロ 中田聖子


プログラム
 J.S.バッハ : イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
 G.P.テレマン : オーボエ・ソナタ イ短調 (『忠実なる音楽の師』より)
 J.S.バッハ : テレマンの協奏曲TWV51に基づくチェンバロ独奏用協奏曲 BWV985
 G.F.ヘンデル : オーボエ・ソナタ 変ロ長調
 G.F.ヘンデル : クラヴサン組曲 ニ短調 HWV428
 J.S.バッハ : ソナタ 変ホ長調 BWV1031

御予約・お問い合わせは...
 Tel 080-2414-1096 (Klavi)
 E-mail info@klavi.com
 お問い合わせフォームもあります→こちら

6/6のコンサートの最終合わせをしました。久々にドイツ一色のプログラム... おっとAll J.S.Bach Programもドイツと言えばドイツですが、自分にとっては特別な作曲家なので、ドイツ出身作曲家一色のプログラムをするのは久々だなぁと思います。昔はドイツものしか弾きませんでしたが...
MCでは、白木氏が面白いことをするようです。いらしてくださる御予定の皆様、お楽しみにー♪
ちなみにもうそろそろ雪女の出番はない季節に入ったかなと思っておりますが... 昨夏の2度も異常温度であった実績(?)があるので、平年通りの気候を願っております。

ところで...
最近ブラウザについてSafari UserからFireFox Userになりつつある...。Safariが何故か安定しない...Why? 自分のサイトはブラウザやモニタが変わっても同じ表示!! となるようにはしていないので(厳密には限界があるのだろうけれども)、随分印象が変わる。
Klaviチケットカウンタ... 以前、修正した時に、横着して(最近面倒くさがりな傾向にある) カラー表示指定タグのRGB6ケタを省略書きしたのですが(ex font color="#336699" を "#369")なんと旧スペースでは正しい表示がされず、真っ黒になっていた... (@_@)
テーブル使用でカラー縁取りレイアウトをしているのですが、黒の縁取りになっていて、不吉な印象を与える画面になっていました。全く気付かずに2カ月は放置していたような気がします。
「ムンクの叫び」か、「ピノコのアッチョンプリケのポーズ」を思わずしそうになりました...。無事修正... 出来ている筈です ^_^;