ルドゥーテのためのチェンバロアルバム第1弾

 春の話になるのですが、4月に録音をしてきました。録音を終えてすぐ、このblogに書きたかったのですが、5月のコンサートの告知と報告記事を書くのが精一杯でした。TwitterやSNSなどではリアルタイムでは呟いていたのですが、blogでお話するのがとても遅くなってしまいスミマセン...。

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 実は急遽決まった録音で (正しくは録音をする予定は決まっていましたが、急遽日程が早まったのでした)、関係者全員が可能な日は限られており、それ故に録音に使える場所も限定され、CD1枚分を録音するのは大抵3日間を費やすのですが、またまた1日での収録でした ^_^; (以前にも1日録りというのがありましたので、まぁ出来ると思っていたのですが・笑)
 写真は録音の時の様子です。

 このCDは「ルドゥーテのためのチェンバロアルバム第1弾」として録音したものなのですが、薔薇をはじめとした植物画を描いた画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会とのプロジェクトCDの1つです。久保田チェンバロ工房が、ルドゥーテが描いた花々を響板に模写した展覧会のためのチェンバロを製作(正確には、このためにルッカースモデルを改変)され、その楽器を使用して録音させて頂きました。関係者に「クラヴサン・ルドゥーテ♪」と呼ばれている楽器は、6/6より6/25まで上野の森美術館で開催の "ルドゥーテの『バラ図譜』展" にて展示されます。又、CDも展覧会のグッズの一つとして販売されますので、ルドゥーテ・ファンの皆様宜しくお願い致します。

 収録曲は展覧会BGMをイメージして選曲させて頂いています。
 J.デュフリ「三美神」「シャコンヌ」、F.クープラン「神秘のバリケード」、J.Ph.ラモー「ミューズたちの語らい」、J.B.A.フォルクレ「モランジあるいはプリゼー」といったチェンバロ曲の他、ソプラノの鷹山美緒さんとの演奏でラモーの「恋の鶯」やマリー・アントワネットが残した曲も収録しています。
 「ルドゥーテのためのチェンバロ・アルバム第1弾『愛の神殿』」というタイトルです。皆様どうぞ宜しくお願い致します!

 私 info@klavi.com までメール を頂けましたら、御予約も受付しております♪


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 又、Amazonでもお取り扱いが開始されています。