Weblogを更新しよう! と思いながら、なかなか落ち着いて文章を綴ることが出来ず、気付けばもう9月も下旬。今日の大阪は急に「秋めいた」空気となりましたが、急にチェンバロの音も「秋の音」になりました。最近は春と秋があっという間に過ぎ去ってしまい、日本の四季の移ろいを感じる暇なし、暑いか寒いか、という年が続いているような気がしますが、今年は少し「秋」を楽しめる気候だと良いなぁ、と願う次第です。
 さて、秋から冬にかけて、何度かまだまだ公演は続きます。主要なものは今のところ2本あります。

小池さんのリサイタルフライヤー画像
 1つめは11/4。アンリュウリコーダーギャラリー「タケヤマホール」で開催の小池耕平さんのリコーダーリサイタル大阪公演のコンティヌオを弾かせて頂きます。オール・ヴェラチーニ・プログラムです! 詳しくはコンサートスケジュールページを御覧ください。そして、お時間ございます方は是非コンサートにいらしてください!

 2つめは12/1。同じくアンリュウリコーダーギャラリー「タケヤマホール」にて、私のソロリサイタルを行います。今回はオール・フレンチ作品です。で、先日のスタジオコンサートでの配布に間に合うように作ったものが下の画像である仮フライヤー。

2012リサイタル仮フライヤー画像


 そして、只今、本フライヤー(変な呼び方ですが)の作成作業中です。又、同時進行で来年のとある公演分のデザインを思案中です。

 小池さんのものは、きちんとデザイナーさんが考えられたようです。デザイン及びグラフィックの素人では幾ら頑張ってもこのレヴェルには近づけませんが、デザインを考えたり、フライヤーのデータ作成作業は、結構好きな事務仕事です。

 2sept_concert_photo 先日9/2にバロック・ヴァイオリンの河内知子さんとのコンサート「記憶の彼方からの響き Vol.2 『ヴァリエィションの狂宴』」を無事に開催することが出来ました。9月と謂えども、まだまだ暑い大阪...暑い中をいらしてくださいました皆様、ありがとうございました。
 河内さんとの「記憶の彼方からの響き」のタイトルでのコンサートの第1回目は、大分前だったなぁ、と思い、websiteの過去のコンサートスケジュールを確認してみると、2008年のことでした。
(その時のblog記事はここここ)

2sept_concert_photo2

次回はそう遠くないうちに第3回を開催出来るようにしたいなぁと思っております。
 「一度ヴァリエーションをメインテーマとしたプログラムを組んでみたいですね」と5月のギャラリーコンサートのリハの際に河内さんとお話していたのですが、ヴァリエーションの形で書かれた作品というと、大抵小品ではなく、組曲の中の1曲であったとしても大曲と言われるものが多い。そんな曲ばかりを並べると、全てがメインディッシュで「お腹いっぱい」のプログラムばかりになる危険があります。しかし、2時間フルではない少し短めのプログラムサイズで行うスタジオコンサートであれば出来るのではないか?ということで今回こういったプログラムを組んで演奏させて頂きました。

2sept_concert_photo3 ←この写真はヴァイオリンのチューニング中です。皆様から「変わったチューニングの仕方をしていた」と言われたのですが(写真では分からないですが・笑)古楽器ではごくごく普通のチューニングのやり方です。これまでのバロック・ヴァイオリンとの共演時にも、同じやり方をしていたのですが...。スタジオコンサートでは間近でお聴き頂く距離なので(室内楽ホールだと、舞台の上で聴いて頂いているような距離ですね)、チューニングにももしや臨場感があったのでしょうか ???

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