「出版人テレマン」御礼!

三月も下旬となり、各地で桜のお話が多くなってきました。まだ今のところ皆様がNETにUPされる写真を見てのお花見のみです。毎年お花見に出掛けるのが、いつも急に忙しくなる時期で叶わないのですが、今年も例外ではないような気がしております^^;

さて、三月十四日(京都)と十六日(兵庫尼崎)に、京都バロック楽器アンサンブルとしての「出版人テレマン」の公演を無事に開催することが出来ました。
この公演にお越しくださった皆様、ありがとうございました!




オール・テレマン・プログラムというのは私が取り組むのは初めての機会で、今回G.P.Telemannの作品にじっくり向き合い、なるほど、J.S.バッハさんよりも遥かに当時人気作曲家だったのは納得、と思いながら臨ませて頂きました。出版戦略、アイデアマンとしての得た人気作曲家としての面は多分にあると思います。しかし、彼の音楽には当時の人々を惹きつけたものを見出すことが出来るような気が致します(それは何処か?と尋ねられたら、感覚的なものなので上手く説明出来ないのですが...)。今日の人気はJ.S.バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディに軍配が上がるのでしょうけれども、その差が当時と今の時代のあらゆる差を象徴しているのかもしれません。
とはいえ、私にとってバロックの道へ、チェンバロの道へ、歩ませたJ.S.バッハ先生は特別ですが、G.P.Telemann先生の音楽を演奏する機会ももっと持ちたいなと思っております。
今後とも皆様、どうぞよろしくお願いいたします!



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