2007年12月のTagebuch(1)

5th December 2007「破壊? 裏話?」

(2007年)12月21日にフルートの松島美香さんと行うクリスマス・コンサートの準備に入っております。
今日の合わせでのこと... J.S.バッハのソナタ、快調にデュオが進んで行くと同時に楽譜も進んで行く...。 本番では、なるべく譜めくりが要らないように工作した「本番用楽譜」を使用していますが、 今日は練習用楽譜を使っていました。当然、小節が進むと共に、ページをめくらねばならない...
私は無意識のうちに、ページめくりも、演奏の呼吸・Tempoと一致しています。
Allegroの楽章で...ページをめくったら...

ひゃぁ! なんか飛んだ!! (@_@)

正体は めくった楽譜のページ ^_^;
・・・
丁度、楽譜の綴じの中心になる紙が、そのページだったのです。 ベーレンライターの楽譜は、ホッチキスで綴じてあるのですが、紙ごと外れて飛びました...。

... 破壊してしまった...

決して乱暴に扱っている訳ではないのですよ(ホンマ?) 10年間常に使用しているような本は、さすがに弱くなっていたようです。



6th December 2007 「リサイタルでの一枚」

先日のリサイタルのお写真を頂きました。
GP時に、調律師さんとディレクターI氏と話していたのですが、祭壇にかけられている聖布の色とチェンバロの色が見事に一致しています!




7th December 2007「今日の一枚: Cembaloとの一期一会」


珍しく(?)写真付き日記が続きますが、今年はチェンバロとの出会いが多い。 立て続けに色々な楽器と出会うことが出来ています。 奏者として沢山の楽器と出会えることは、とても今日幸せなことだと思っております。

今日も京都でチェンバロとの出会いがありました。アイゼナハのバッハハウスにある楽器のモデル(レプリカ)。
これからも多くのチェンバロたちと出会える奏者でいられるように、頑張ってまいります。




9th December 2007 「色付き」

おそらく今年最初で最後に見る紅葉。
12月のはじめに京都に行った時に、思いがけず紅葉を見ることが出来て、おさめました。ここ数年、紅葉を見ることなど、あり得ない日々を送っているので、ちょっと嬉しい。
楓、好きです。赤く染まった楓も好きだけれども、本当は青々とした楓が一番好きです。それも見に出かけたいと思いつつ、なかなか叶わずにいます...。




14th December 2007「Christmas Night by Flute and Harpsichord」

先日より、ちょこちょこ「クリスマス・コンサート」についてお話していますが、2007年12/21に大阪・ベルギーフランドルセンターにて、クリスマス・コンサートを行います。
皆様のお越しをお待ちしております♪

「フルートとチェンバロのクリスマス・ナイト」

 ・日時 : 2007年12月21日(金) 開演 19:00 (開場 18:30)
  ・会場 : ベルギーフランドルセンター(大阪国際交流センター3F) Map
 ・入場料 : 2,500円 (全席自由)
 ・出演 : フルート 松島美香、チェンバロ 中田 聖子

 ・Program
  J.S.バッハ : フルートと通奏低音の為のソナタ ホ短調 BWV.1034
  G.F.ヘンデル : フルートと通奏低音の為のソナタ ト長調
  A.ヴィヴァルディ(N.シェドヴィユ) : 「忠実なる羊飼い」第6番 ト短調 op.13-6, RV58
  G.F.ヘンデル : クラヴサン組曲 ト短調 HWV.432 (1720)
  G.P.テレマン : ファンタジー ハ長調 TWV 40:6
  J.S.バッハ : フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調 BWV.1031
  M.マレ : スペインのフォリア