フォルクレ公演ありがとうございました

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 しばらくぶりの更新になってしまいました。先月(4月)はフォルクレに時間を費やした月でした。
 ヴィオルの品川聖さんと「フォルクレの肖像、二つの楽譜」4/23 東京公演、4/29 大阪公演、無事に開催することが出来ました。コンサートにお越しくださいました皆様、ありがとうございました。
 今回はタイトルにもありますように「ヴィオル曲集」のヴィオルとコンティヌオのための楽譜、そしてクラヴサン独奏のための楽譜を、各ピースで選択して二つの楽譜を使用して演奏したのですが、各版での全曲演奏もやはりしてみたくなりました。楽譜と向き合うことで演奏意欲が湧いてきます。フォルクレに限らず、プログラム組みの意欲は楽譜から湧いて参ります。
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 そして今回の公演で個人的楽しみの要素であったのは、東京・大阪 両公演共、会場にある楽器を使わせていただいたので、2つの楽器各々の演奏が出来たということ。楽器それぞれ特徴が違いますから、同じ音を作ろうとしても必然的に弾き方が全く変わります。1週間以内に同じプログラムを別の楽器で本番にて弾く、ということはあまりないので(同じ楽器で、ということはよくありますが)個人的楽しみの要素でした。個人的裏話で恐縮ですが...。
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 コンサートのMCでも触れましたが、ヴィオル曲集全曲演奏となると長丁場になるので、1stと2ndの2ステージに分けて臨ませていただきました。通しでお聴きくださった方が大半で、フォルクレ全曲に興味を持っていただけたことは大変嬉しいことでした。ありがとうございます。又、勿論、お時間許す範囲で1stあるいは2ndの一方をお聴きくださった皆様もありがとうございました。
 これからも色々な形で演奏していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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