梅雨の合間のベガ、そしてリサイタル東京公演決定!

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 先週6/14は宝塚ベガホールのチェンバロコンサートでした。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
 共演くださったマンドリンの多武さん人気、そして梅雨の中休みだったこともあるのか、お席の倍以上の方にご来場いただき、開演間近には止むを得ず入場制限のような状態であったようですが、ゆったりお席でお聴きくださった皆様も、1時間立ち見でお聴きくださった皆様もありがとうございました。(座席はいつも会場に精一杯の70席を並べてくださっているので、立ち見だった皆様、何卒お許しくださいますように...。)

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 アンサンブルというと、一緒に演奏する楽器の多くは、擦弦楽器だったり、管楽器だったり...つまり多くの楽器が「音がのびーーる」楽器なのに対して、マンドリンとチェンバロのデュオは撥弦楽器同士のデュオ。つまり、どちらも音が減衰する楽器です。プログラムの半数はヴァイオリンやリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバとも弾く曲でしたので、いつもと異なるアプローチのアンサンブルを楽しみながら臨ませていただきました。

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 ちなみに、つまりは単純音が同質ですから、お互いの調弦はかなりシビアです(いつもいい加減な訳では決してありませんが)。
 そして、今回も宝塚市のゆるキャラ たからん も来てくれていたので、終演後に記念撮影をいたしました。本番前に殺伐と調律をしています際に、彼女がウロウロしていると和みます。

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次回の宝塚ベガホールのチェンバロコンサートは9/6(火)14:00からです。チェンバロソロのステージで「劇場作曲家たちのチェンバロ」というテーマでプログラムを組んでいます。J.P.ラモーの「インドギャランテ」や、ヘンデル、パーセルの組曲、ロワイエのクラヴサン・ピースなどを演奏します。よろしければ聴きにいらしてください。

 そして、その前に7/24(日)に東京でリサイタルを行います。1月に大阪で行ったプログラムの東京公演で、ドイツ語圏で活躍した作曲家のみでプログラムを組んでいます。J.K.F.フィッシャーの組曲集「音楽のパルナッソス」からの選曲を中心に、M.ヴェックマン、J.J.フローベルガーの組曲をお届けします(後者二人はトッカータも演奏します♪)。
 7/24(日)15:00より旗の台近くのえびらホールにて。お時間ございましたら是非お越しください。関西からの応援も大歓迎です! 尚、プライベートホールでの演奏のため、完全予約制となっておりますので、ご来場ご予定くださる方はinfo@klavi.comまでご予約ください。皆様のご来場をお待ちしております。


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