小林さん(BIPオーボエ奏者) から、面白い録音ファイルが届きました。
題して「リードで遊んでみよう!」
まずはこちらをお聴きください ↓
カニ.mp3 (137KB)
関西の方なら皆さん御存知「トレトレピチピチ」です。私(BIPチェンバロの方です)、聴いて一人で笑い転げてしまいました。
小林さんの実験室、ただ遊んでいる訳では勿論なく、とある作曲家の質問に対してチャレンジする為の試みなのだそうな。その質問とは「リードだけで音階を吹くことが出来るのか?」
録音経緯を小林さんから聞いて、リードだけで吹いていることに驚いた次第です。
次に こちらをお聞き下さい ↓
二本でマナカナ編 mp3 (107KB)
こっちは二本のリードを同時にくわえて吹いたもの。
なるほどー。オーボエの演奏には、リード作りも非常に重要だと聞きますが、同じ吹き方をしても、リードによって微妙に音程や強さ等が異なるんですね! そういったコントロールをしているのかと、改めて知ることが出来ました。学生時代、管弦楽法等で、楽器の特徴等について学びましたが、こうやって実際に実験して貰えるとよく分かるなぁ・・・。チェンバロも、物理面では爪が非常に重要です。オーボエのリードはリードナイフで削って作っておられます。チェンバロの爪はメスで削っていくのですが、何となく似た作業をするなぁとよくBIPでは話をします。
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