= BIP! プログラムについて語る : さんさくひんめ =
7月号のBIP! News Letterは、2-3日ごとに更新します...
と言っておきながら、「にさくひんめ」から1週間が経過してしまいました。
ゴメンナサイ。
今日は「さんさくひんめ」について、小林千晃さんと私 中田聖子とで語ります。
・・・まだ3作品目か... プログラムは6作品で組んでいるので、
更新頑張らなきゃ・・・
ジャン・フィリップ・ラモー : Jean-Philippe Rameau (1683-1764)
『コンセール 第2番』から「アガサント」と「メヌエット」を、
『コンセール 第5番』から「キュピ」と「マレ」を演奏します。
ラモーも、先に語っているボワモルティエ、そしてフォルクレ"息子"同様に、
J.S.バッハと同じ時代をフランスで生きた作曲家です。理論家でもありました。
歴史に詳しい方なら、「ブフォン論争」の渦中の人でしたからラモーの名を
御存知かもしれません。これ、伝統的フランス・オペラ支持者と 伊のオペラ・
ブッファ支持者に分かれて争った論争ですが、ラモーは前者側で劇場音楽の分野
で活躍した人だと言って良いと思います。
「コンセール」は劇場音楽の作曲家として活動を始めてから作曲されたもので、
原曲は「フラウト・トラベルソ(バロック・フルート)かヴァイオリン」
「ヴィオールかヴァイオリン」「チェンバロ」の3つの楽器の為の合奏曲です。
それを今回はBIP!編で「オーボエ」と「チェンバロ」の2つの楽器で演奏します。
昔、私たちがまだ卒業したての頃、ラモーのコンセールは「木管とチェンバロ」
で演奏する機会がありました。BIP!のプロジェクトを始めてから、また演奏したい
ねー、と言っていたのですが、二人だけで演奏するには壁があり、色々と工夫が
必要ですので、今迄見送ってきました。
原曲を御存知の方は、原曲とは全く異なるサウンドを楽しんで頂けましたら、
私たちは幸いです。
第2番から演奏する「アガサント」は、当時のフランス語には「挑発・
誘惑すること」という意味をもった言葉らしく、そのキャラクターを描いている
ようです。でもワクワクするような旋律なので、日本語訳で「挑発・誘惑」と
言って想像することと、フランスで(あるいは当時のフランスで)それを意味する
事象とは異なるのかしら... と思いながら、この曲と向き合っています。
同じく第2番からの「メヌエット」は、3拍子の舞曲ですが「舞踏の為の
舞曲」というよりはBIP!編では「鑑賞用舞曲」として演奏します。実際のところ、
合奏曲として書かれたものなので、舞踏を伴うものというよりは、鑑賞用の作品
ですが、後に劇音楽の中でも使用された部分がある曲ですので、Danceから離れ
ないようにしつつ演奏したいと思っています。
さて、第5コンセールからの二曲については、小林さんにコメントを
お願いします(^^) どうぞ♪ (小林さんファンの皆さん、お待たせしました!)
「第5コンセールの『ラ・キュピ』 (キューピーじゃないョ)は、
物悲しい雰囲気がムンムン立ちこめている曲ですが、美しいハーモニーが、
希望の光を一筋、私たちに差し込んでるように思えます。
「ラ・マレ」は、打って変わって楽しく明るい曲です。リズムも
軽やかで、じっと座って聴くのがもったいなく、踊りたくなってきます。
タンバリンが欲しくなるのはワタシだけでしょうか?!
『舞曲』なコンセール、多少のルールはあるものの『踊ろうぜ!』って
ダンサブルにノリノリに吹いていこうと思います! Oh! Yeah!!」
小林さん、ありがとう♪
Oh! Yrah! Dance, Dance... ダンスと言えば、「ラ・キュピ」は、
マリー・アン・ド・キュピ・ド・カマルゴ(1710-1770)というダンサーの
息子の為に書かれたものという説があるのですが、このダンサーについて
調べてみて、あら♪ と思いました。
この絵画好きです→ Britanika, "Le Camargo Dancing" by Nicolas Lancret
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