140words

 これ面白いなぁと思いました↓
 http://allabout.co.jp/mensstyle/mensfashionitem/closeup/CU20100418A/
 140字詰め原稿用紙ですって。普通の原稿用紙は400字詰め。
 140字、すなわちTwitterの1記事の字数制限ですね。
 こういう原稿用紙を使えば、weblogネタも簡潔明瞭に記事化出来るかな? 下書きに使えるかな? と思いましたが、そう思って気付いたことは、ブラウザからや (私の場合)iPhoneだとか からだと気軽に140字で何かを発信出来るけれども、いざペンを持ち140字で物事を文章に起こすとなるとそうそう気軽には出来ないということ。文章を書くのが億劫だとか、ペンで文字を綴って文章を書くのは苦手だとか、そういう意味ではありません。keyboardを打つという行為には、物事についてよく考えるという行為が省略されている場合が少なくないなぁと思ったという訳です。
 つい先日、何でも気軽に楽に出来るようになって、例えば物作りでも多くの職人さんの手を経て一つの物が出来上がるということを意識しなくなったし、実際、言わば"インスタント"な意識で物事を捉えるようになってきているのではないか? という話をしていました。最近こういったことを色々な方と話すことが多くなってきています。自分が意識してそういう話題を出しているのではなく、何故かそういう話が出てくるのです。少なくとも、私の周囲では「何かおかしいのではないか?」と常日頃思っている方が多いということであり、それは良いことだと思いますが、改めて自分もインスタントに文章を紡いでいる・・・発言をしている・・・ということに気付いた次第です。
 このweblogの記事だって、よーく考えてはいるのだけれども (website"Klavi"を初めて作った2000年から、ネット上にゴミを吐き出してはならない、と思っています)、ペンで文字を綴って文章にしていく作業と比べれば、意識の重さ(?)というのは軽い方に天秤のお皿はあるように思います。