4月の報告と5/1の公演御礼

 
大変久方ぶりの更新になってしまいました。前回は...新年の投稿でした...(うわぁっっ...)。皆様、ゴールデンウィークを如何お過ごしでしょうか?
先月、桜の花と桜吹雪の美しい時期の福島県のいわき市で、レコーディングをしてきました。録音エンジニアの山中さん、調律師の佐久間さん、そしてチェンバロ製作家の久保田さん (写真)、そしてホールのスタッフの皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。
録音物の詳細はまた追ってお知らせいたします。楽しみにしていてくださいね。

 
録音をさせていただいた いわきアリオスには、16フィート弦を有するジャーマン・スタイルのチェンバロが所蔵されています(録音に使用したのは、久保田チェンバロ工房のフレミッシュ・スタイルの楽器です)。録音のあと、弾きこみとして16フィート・チェンバロを試弾させていただきました。16フィート弦は、よく演奏するタイプのチェンバロの基本弦として使用する8フィート弦の倍の長さがありますので、1オクターヴ低い音を加えることが出来ます。必然的に演奏の仕方が変わるのが興味深いところです。試し弾きの動画がありますので、ご興味あればご覧ください。


 
さて、先日5/1、ファゴットの安井悠陽さんのリサイタル(in Salon de ぷりんしぱる)で演奏させていただきました。ご来場くださいました皆様、ありがとうございます。
素晴らしいファゴット奏者さんなので、私自身、とても楽しみにしていた公演だったからか、雪女力を発揮してしまい、5月に入ったのに、気温が急降下...とはいえ、安井さんの名に「陽」、通奏低音のバソンの二口さんの名に「晴」が入っているほど、お二人が晴れ男さんで、雨は降らず!! 全員の力が発揮された公演でした(勿論、演奏も)。(私の名のどこに雪が入っているんだ...??)

もっと早く(公演前に)こちらにリンクを貼ればよかったのですが、コンサートの様子がどうであったかは、リハーサル風景の告知動画をご覧いただけると、伝わるように思います。よければご覧ください。

さて、打ち上げで発覚したこと... 上記の公演写真でも、背の高い安井さんと背の低い私との身長差 約35cmほどあるのが分かっていただけると思うのですが...(遠近法描写ではないのです) 手の大きさも「2 : 1の比率だ」と言いたくなるほど、違うことがわかりました。(小学三年生以上の人で私より手が小さい人は見たことがないほど、私の手は小さいです)

手が大きい方がうらやましいです。きっと10度以上の和音がチェンバロで弾ける...(実は結構あるんです。工夫して私は演奏しています。こういうところでも、チェンバロはヨーロッパの男性が弾いていた楽器であることを痛感します。)

さて、ファゴットとの公演が続くのですが、7/30には長谷川太郎さんのバロック・ファゴットおよびドルツィアンのリサイタルで演奏いたします。長谷川さんは安井さんの良き先輩だそうです^_^ こちらも私自身がとても楽しみにしている公演です。よろしければ御来聴ください。詳細はフライヤー画像をクリックしてご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。