「クラヴサンで描いた劇場音楽〜ラモーとロワイエ〜」御礼

5/28に Salon de ぷりんしぱる でのソロコンサート「クラヴサンで描いた劇場音楽〜ラモーとロワイエ〜」を無事に開催することが出来ました。ご来場くださいました皆様、ありがとうございます! そして、応援くださっていた皆様、サポートくださったサロンのスタッフの皆様に心より感謝を申し上げます。

ラモーもロワイエも、彼らの音楽に出会った頃から素敵な作品ばかりだとは思っていたけれども、その作品に向き合う度に面白みを強く感じていくばかりです。二人ともオペラ=バレ、トラジュディ・リリックなどの劇場音楽の分野で活躍し、そのような音楽との関連が深いチェンバロ作品を残していますが、そういった作品に最近惹かれており、是非皆様にも美しい中にあるその面白いところをお聴きいただきたいな、と思い、今回臨みました。

二人とも作品からチェンバロの名手であったことはよくわかりますが、様々な器楽アンサンブルと歌の音楽をクラヴサン(チェンバロ)で描くその技術からも、彼らがチェンバロが持っていたその能力を高く評価していたのだろうということが窺えます。言わば当時の作曲家の視点を通して、チェンバロを見つめる、そんな面白さを感じながら演奏させていただきました。

さて、同会場での次のソロ公演は、12/17(日)15:00から開催します。J.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を演奏いたします。是非ご興味あられる方は、今からご予定いただけますと幸いです。