9年ぶりのBIP!公演ありがとうございました。
9月8日に9年ぶりのBIP!ことBarocco Impression Plus!こと、オーボエ奏者の小林千晃さんとのデュオコンサートを無事に開催することが出来ました。数日前に襲来した台風による大きな被害が近畿地方では受けましたが、会場のある地域は無事であったこと、又、会場周辺の交通機関も無事であったので予定通りの開催を決め、演奏することが出来ました。当日も結構な雨が降っていたのですが、ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました。
オーボエの小林さんは大学時代の同級生。日頃、世代の上の方と演奏する機会が多いのですが、同級生と演奏出来るって、なんだかいいものだな、と思いました。彼女はユーモアの才能を持っているのもあり、公演までのカウントダウンのアイデアなど、同年だからこそ出来ることもあったと思います。
BIP!に限らず、またも「お腹いっぱいプログラム」を組んでしまったので、チェンバリストにはさほど大変ではなくとも、オーボエ奏者にはなかなか大変な体力勝負のプログラムであったかと思います。いつも管楽器奏者さんと共演する時は、本当に体力がすごいなぁと思います。
私にとっては久々のモダン楽器との演奏でもあり(大多数が古楽器とのアンサンブルなので)、いつものアプローチとは異なりますが、モダン楽器に対してのチェンバロの表現というのも改めて面白いものだと感じながら臨みました。
改めまして、ご来場くださいました皆様、応援くださった皆様、スタッフの皆様、会場のオーナーさま、ありがとうございました。
今年に入ってから、Noteにプログラムノートをupしているのですが、もしご興味ある方おられましたら、是非ご覧ください。但し、ご来場くださった皆様には入場料をお支払いいただいており、プログラムもその中に含まれていますので、有料となっております。ご了承ください。
さて、次は11月、耐震補強工事が無事に終わった宝塚ベガホールのチェンバロコンサートが復活します。
バロック・ヴァイオリンの河内知子さん、稲富友有子さんとA.コレッリやG.F.ヘンデルのトリオソナタを演奏します。チェンバロソロはチャイアのソナタからトッカータとカンツォンを予定しています。
11/20(火)の14:00開演です。平日お昼の公演ですが、お時間ございましたら是非お越しください。皆さまのご来場をお待ちしております。
