2007年11月のTagebuch(1)

1. Nov. 2007「心おもむくままに」

 11/24はパルティータ全曲演奏会! 皆様よろしく!
 ... いえ、決してアピールの為の日記を綴ろうと思った訳ではございません(笑)時間が経過するのは早いなぁと思ったものですから、書き留めておこうと...。
 今日言われて初めて気づきました... ハロウィンだったんですね。また今年もカボチャのお菓子を買い逃してしまいました ^_^; 当時のblogで書いた記憶もあるのですが、オランダ語1年目のクラスを担当してくださったC先生が、ハロウィンの後の授業で、ハロウィン・パーティーのお写真を見せてくださいました。仮装してのパーティー、美人のC先生は、悪魔に変装しておられましたが、非常に可愛い悪魔さんだったのが、印象に残っています。
日本人には、テーマパーク・イベントを除いて、(私は大阪在住ですが、テーマパークUには行ったことがないゾ)馴染み薄い行事な気がしますが。
 毎年、この時期になるとスケジュール帳を買わなくちゃ! と思い始めます。文明の利器は活用したいが、キカイを信用していないのでスケジュール管理は、古風に手帳を使っております。まだ色々検討中ですが、そろそろ来年のが無いと困り始めています。併用はしているんですが...1月始まりの手帳と、7月始まりの手帳を。
 今年も残すところ、60日程なのですね。




6 Nov. 2007 「Cembalo」


チェンバロ... ここ1-2年、もはや多くの人に認知されていると感じていたのは、大いなる勘違いであったようです...(T_T) 偶々、ここ最近出会った人たちが、バロックに興味を持っておられただけであったらしい...。

チェンバロ奏者であると自己紹介した際、以前は、よくこんなやりとりがあった。

「あー知ってます、知ってます、大きな楽器ですよね」
はい、そうです。あ、ご存知なんだ♪
「弦楽器ですよね?」
弦は確かに張ってあります。ん? あちゃちゃ、チェロと間違われている... ^_^;

最近、本当に、このやりとりは減っていたのです。
が... マイナーな楽器は、一般に「ひとくくり」にされてしまっているという現実を目のあたりにした...。

事例: 1
「チェンバロ... あー叩く楽器ですよね、弦が張ってあって」
それはツィンバロンです・・・。

事例:2
「チェンバロって、横幅、これくらいですよね、ピアノより大きくなくって」
はいはい、そうです♪
「手、空中で動かして音出すんですよね。不思議な楽器ですよねー」
え? もしかして、それってテルミンのことなのでは??

チェンバロの認知度って... まだまだ低いのですね... (遠い目)
頑張らねば!!




8 Nov. 2007「またまたタイトルはチェンバロ」

11/24のリサイタルで使用する楽器の「弾き込み」に行って来ました。「弾き込み」の具体的な内容は、楽器の調整の打ち合わせと、楽器と奏者が仲良くなることと、当日コンディションの良い状態で鳴ってもらえるように、楽器にウォーミングアップして貰うことが目的。今回は、2年前の同会場でのリサイタルでも弾かせて頂いたエムシュ (D.J.Way&M.Ducornet製作)を使用します。「鳴り」が気に入っているチェンバロです。去年はサロンコンサートで毎月共演していたのですが、今年に入ってからは初めての対面。楽器は私を覚えてくれていたようで嬉しいです。

hemsch.jpg

お借りする楽器屋さんが所蔵のもう一台のエムシュと、ルッカス-タスカンも弾かせて頂きました。色々な楽器と出会えることは、奏者として嬉しいことです。ルッカス-タスカンの方は、個人的には、とても好きな音でしたが、演奏会で弾きたい楽器と言うよりも、一人の人間としてプライヴェートで楽しみたい音でした。
これからも色々な楽器と出会えるように、頑張ってまいります。




9. Nov. 2007「謎がとけた」

よく行くイタリア料理店の壁に、明らかにワインの箱と見える木箱があるのですが、そこに「FRESCOBALDI (フレスコバルディ)」と印打たれていまして、ずっと気になっていました。
ワイン好きの方には、きっと当たり前の銘柄なのかもしれないですが、乾杯くらいしか出来ないノン・ドランカーの私には、未知のもの。
やたら広告メールが届くのですが、不覚にもタイトルに目が止まってしまい、アクセスしてしまいました。そして、謎が解けた。やっぱりちゃんとあったんですね、ワインFrescobaldiは!
http://www.frescobaldi.it/

[後日談 : この記事を書いた頃は、ワインのことを全然知りませんでした。ノンドランカーな為、テイスティングぐらいしか出来ないのですが、最近はFrescobaldiが登場する会食の機会が多いです。(2012.Sept) ]