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5種のリコーダーと共に

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 先週、りそな銀行都島支店REC会さんに呼んで頂いて、リコーダー奏者の井上佳代さんと共に演奏に伺いました。
 古楽器、特にリコーダーに詳しい会員様から「各種リコーダーの登場を!」とのご要望を頂きまして、ソプラニーノリコーダー、ソプラノリコーダー、アルトリコーダー、テナーリコーダー、バスリコーダー、つまり5種類のリコーダーとチェンバロでの音楽をお届けしてきました。
 普段のコンサートでは、リコーダーといえばアルトリコーダーとの共演が多い。何故なら、バロック時代のリコーダー・ソナタなどの作品は通常アルトリコーダーのための作品だからです。時々、ステージに変化をもたせる為に、ソプラノやテナーを使ったりもしますが、さすがに、私はバスリコーダーとの共演がこれまでありませんでした。


 バスリコーダーは大きい。

 リコーダーアンサンブルやリコーダーオーケストラでは、これらの各種楽器で演奏されますので、それらを聴きに伺うとバスリコーダーは当然登場しますので、十二分にその大きさは知っていましたが、改めて見ると大きい...。
 リハごとにバスリコーダーに対して「大きいなぁ」と言わざるを得ませんでした(笑)

 ね、大きいリコーダーでしょ?

 バスリコーダーよりも大きなコントラバス・リコーダーは2mを越えるのですが...。

 今回は比較的お聴き頂きやすい作品でプログラムを纏めて、上記の5種のリコーダーとのデュオにチェンバロソロも交え乍ら、演奏させて頂きました。チェンバロソロは、ヘンデルの「リナルドの序曲のW.バベルによるチェンバロ独奏版」やデュフリの「三美神」、パーセルの組曲など。


 MCもやりました。

 リコーダーやチェンバロといった古楽器に耳を傾けて頂ける機会をもてることは、とてもありがたいことです。
 REC会の皆様、ありがとうございました!

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このブログ記事について

このページは、Seiko Nakataが2013年12月 9日 02:57に書いたブログ記事です。

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