日本福音ルーテル大阪教会での「J.S.Bach パルティータ全曲演奏会」のリサイタルを本日開催することが出来ました。
連休の中日、お忙しい中をお越しくださった皆様、遠方からお近くからいらしてくださった皆様、そして遠くから応援頂いた皆様、どうもありがとうございました。
これからも演奏研究に励んでまいります! 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

From 中田 聖子

以前にも(前のweblogの時に)この種のお話は書いた気がするのですが....
先日、リサイタルのプログラム・ノートを書いていました。 普段、文書には曲目タイトルや舞曲名は原語で打っていくのですが、 プログラム・ノートには、カナ書きが基本。そうすると、もうメチャクチャなんです ^_^;

例えば、「ジーグ」と打ちたいのに、「ギーガ」となってしまったり...

 ☆ 原語で綴りが 「Gigue」
  「ジーグ」とローマ字打ちするには、
  「zi」+「Shift -」+ 「gu」とせねばならないところ、
   つい「Gi」+ ・・・ とKeyを打ってしまうのです。

脳内変換なのか指先変換なのか...。 だから、打ち間違いが非常に多く、もの凄く文書作成に時間がかかってしまうのです... 。 (・・・言い訳のつもりではありません)

ベーゼン買収... Yahoo!ニュースで見てギョッとしてしまいました。学生時代、ベーゼンドルファーのピアノが好きだったし、お世話になったので、本当にびっくり...。
私の友人たちも、少なくともピアノの同級生たちは仰天しているんじゃないか... と思うんですが、現時点で某SNSでは意外に騒がれていなかった ^_^; これから波及していくんですかね。
チェンバロ奏者の一人も、ベーゼンがどうなるのか心配しております。

UPGRADE

メインのブラウザにSafariを使用しているのですが、upgradeしてみましたら、勝手にブックマークバーに何項目かが追加されていました。Google Mapに YouTube、Wikipedia と 「お役立ち」という名のフォルダ。

Google Map... 非常に役立ちます。納得。

YouTube... 何でやねん! と思いながらも、まぁ...よいよい。
...おっと「Mancini」で検索して頂きましたら、私が通奏低音を弾いている映像が2つばかり引っかかってくると思います。蛇足。

「お役立ち」フォルダ... 正直、私には全く役立たないブックマークが入っていました ^_^;
しかし、役に立つブックマークとは、実際のところ何が相当するのでしょう ??

Wikipedia... 本音をもうしますと、私は全く信用しておりません。
「チェンバロ」の項目において、日本人チェンバリストの名が列記される中に、私の名が入っている時点で、如何なものかと思っております。むろん、私も日本人チェンバリストの端くれですので、決して間違いではないのですが...。私の名が入るのならば、その前に入っていなければならないベテラン・チェンバリストが沢山いらっしゃいます。

で... 他に、upgradeしたことで一体何が変わったのでしょう??

不要なものを削除する手間だけ増えた... とは、言ってはならないのだけれども... (苦笑)



(☆当記事、暫くTopに置きます。最新記事は次をご覧ください。)


ぽつぽつ、お話をしておりますが、又、既に演奏会の詳細ページも設置済みなので、皆様ご存知かと思いますが、今年のリサイタル(in大阪)は、昨年のオール・バッハ・プログラムに引き続き、J.S.バッハの「パルティータ」全曲演奏会の形にて開催させて頂きます。
日時は、11/24(土)18:30開演です。会場は、大阪 谷町四丁目にあります、日本福音ルーテル大阪教会にて。
お近くの皆様も、遠方の皆様も、是非お越し下さい! お待ちしております♪

Art of J.S.Bach ... Sechs Partiten

中田 聖子 チェンバロ・リサイタル2007
J.S.バッハ「パルティータ全曲演奏会」

・2007年 11月24日(土) 開演 18:30 (開場 18:00)
・会場 : 日本福音ルーテル大阪教会 Map
  (大阪市営地下鉄 谷町線「谷町四丁目」駅 1B出口より徒歩1分、
                  ホテル・ザ・ルーテル隣り)
・入場料 : 3,000円 (全席自由) (お問い合わせ・ご予約はこちら)

Program
J.S.バッハ「6つのパルティータ」BWV 825-830(全曲)
Erster Teil der Klavierübung, BWV 825-830

Performer... チェンバロ 中田 聖子


J.S.バッハにとって初の出版作品となったとされる6つの組曲「パルティータ」。
バロック期の鍵盤組曲は、舞曲を組み合わせて構成された作品ですが、彼の生きた時代は、舞曲が実際に踊られるものから、純粋器楽曲としての鑑賞曲へと移り変わって行った時代でした。数多くの「組曲」を書いたJ.S.バッハですが、中でもこれらのBWV825-830の「パルティータ」が最も舞曲形式にとらわれない自由さを持っています。フリーなスタイルの中には、彼の技法やセンスが凝縮されています。
パルティータ全曲演奏において、彼の描いた鑑賞舞曲の数々をお楽しみ頂ければ幸いです。
Comment by Seiko NAKATA, Cembalist

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再び11/24のリサイタルで使用するチェンバロに会いに行って来ました。打ち合わせも兼ねて。
今日はそのエムシュ(チェンバロ)の新たな可能性を感じることが出来ました。正確には、まだその「可能性」を私が知らなかった=それだけの技術が今まで無かった... ということですが。各々の楽器の持つ新しい面(=可能性)を奏者として感じられる瞬間ほど、幸せなことはない。
当日、それほど寒くもなく、異常に熱い秋にもならないことを願っています。

P.S. 大阪も、夜は少し冷えるようになってきました。


よく行くイタリア料理店の壁に、明らかにワインの箱と見える木箱があるのですが、そこに「FRESCOBALDI (フレスコバルディ)」と印打たれていまして、ずっと気になっていました。
ワイン好きの方には、きっと当たり前の銘柄なのかもしれないですが、乾杯くらいしか出来ないノン・ドランカーの私には、未知のもの。
やたら広告メールが届くのですが、不覚にもタイトルに目が止まってしまい、アクセスしてしまいました。そして、謎が解けた。やっぱりちゃんとあったんですね、ワインFrescobaldiは!
http://www.frescobaldi.it/


11/24のリサイタルで使用する楽器の「弾き込み」に行って来ました。「弾き込み」の具体的な内容は、楽器の調整の打ち合わせと、楽器と奏者が仲良くなることと、当日コンディションの良い状態で鳴ってもらえるように、楽器にウォーミングアップして貰うことが目的。今回は、2年前の同会場でのリサイタルでも弾かせて頂いたエムシュ (D.J.Way&M.Ducornet製作)を使用します。「鳴り」が気に入っているチェンバロです。去年はサロンコンサートで毎月共演していたのですが、今年に入ってからは初めての対面。楽器は私を覚えてくれていたようで嬉しいです。



お借りする楽器屋さんが所蔵のもう一台のエムシュと、ルッカス-タスカンも弾かせて頂きました。色々な楽器と出会えることは、奏者として嬉しいことです。ルッカス-タスカンの方は、個人的には、とても好きな音でしたが、演奏会で弾きたい楽器と言うよりも、一人の人間としてプライヴェートで楽しみたい音でした。
これからも色々な楽器と出会えるように、頑張ってまいります。


チェンバロ... ここ1-2年、もはや多くの人に認知されていると感じていたのは、大いなる勘違いであったようです...(T_T) 偶々、ここ最近出会った人たちが、バロックに興味を持っておられただけであったらしい...。

チェンバロ奏者であると自己紹介した際、以前は、よくこんなやりとりがあった。

「あー知ってます、知ってます、大きな楽器ですよね」
はい、そうです。あ、ご存知なんだ♪
「弦楽器ですよね?」
弦は確かに張ってあります。ん? あちゃちゃ、チェロと間違われている... ^_^;

最近、本当に、このやりとりは減っていたのです。
が... マイナーな楽器は、一般に「ひとくくり」にされてしまっているという現実を目のあたりにした...。

事例: 1
「チェンバロ... あー叩く楽器ですよね、弦が張ってあって」
それはツィンバロンです・・・。

事例:2
「チェンバロって、横幅、これくらいですよね、ピアノより大きくなくって」
はいはい、そうです♪
「手、空中で動かして音出すんですよね。不思議な楽器ですよねー」
え? もしかして、それってテルミンのことなのでは??

チェンバロの認知度って... まだまだ低いのですね... (遠い目)
頑張らねば!!

先日我がPowerBookG4のハードが壊れてしまいました。 その際に、失ってしまったものの一つが、ブラウザのブックマーク。 便利なページなどと共に、友人のblogなどをブックーマークしていました。 前者はすぐに検索可能ですが、友人のblogなどは、大半は、なかなか検索しても見つからない(>_<)
ちょっと寂しいです...。
普段なかなか会えない友人の近況などがblogで拝見出来る時代... 便利だなぁと思うと共に、便利なものが使えなくと途端に寂しくなります。