チェンバリスト中田聖子のオフィシャルブログ

2013年8月アーカイブ

八月も終わりに近づきました。暑さが若干和らいだものの、初秋も残暑厳しくなりそうですね(^_^;)
さて、先日、来月のお仕事の準備のために福岡を訪れました。
帰途につくため博多駅で新幹線を待っていると、向かいのホームに黄色い列車が!





ドクターイエロー!?




一見でドクターイエローだと信じる自信が無かったので、Twitterに投稿して尋ねたところ、「確かにドクターイエローだ」と教えて頂きました。(レスポンスくださった方、ありがとうございました!)

この黄色い列車が、新幹線の線路の安全調査をしてくれているのですねぇ...。
滅多に見られない列車であることもありますが、何だか有難いものを見たような気になりました(^^)

これからも新幹線、安全確保でお願いしますよっ!!


-- via seiko's iPhone
昨月、名古屋に行った際に、本番会場から徒歩すぐのところにある大須というところに行ってきました。大須、愛知県の方にはきっとすぐ分かって頂けると思いますが、家具屋さんの街です。
大阪にも堀江というところに「たちばな通り」という家具屋さんが立ち並ぶ街がありました。子供の頃、本棚を探しに行った記憶があります。最近この通りの話を聞かないので、ちょこっとググるさんで検索してみると、今は「オレンジ通り」と言うようになって、インテリアショップが並ぶ街となっているようです。(橘=オレンジ ということらしい) インテリアショップか...近々見に行ってみたいな、と思いつつ(雑貨・インテリアを見るのは大好きです)、年月の経過を感じます。
名古屋の大須は、かつて見に行ったたちばな通りのような、本当に家具屋さんが立ち並ぶ、何だか私には懐かしいような気さえする所でした。
大須に行ったのは、愛知から大阪のコンサートに何度かいらしてくださったお客様から、古楽の愛好家さんが集まられるお店がそこにある、と伺ったからです。
行ってみると、なるほどなるほど、納得。小さなポジティヴオルガンから、本格的なオルガン、トラヴェルソにリコーダー、リュート、プサリテウムがお店のあちこちに置かれていました。



どれもこのお店豊田たんすさんのご店主が作られたものだそうです。よく見ると確かに、楽器を単に作成される愛好家さんの作にはなかなか見られない、家具屋さんならではだな、と思うような彫の装飾が施されています。
日々のメンテさえ不器用で苦戦し、チェンバロを演奏するしか出来ない私には敬服するような作ばかり(^^) 凄ーい、すごい!!


チェンバロは三作目なのだそうです。一作目ではないのですか!?と、これまた驚愕。
少し触らせて頂きましたが、一音だけで分かる「良い木使ってますね!」ということ。鳴りからそう感じました。お話を伺うと、やはり、家具屋さんだけあり、本当に良い木で作られている様子です。
愛好家さん作の楽器を幾つか知っていますが、このレベルのものにはお目にかかったことがありませんでした。



塗装せずに木目を生かそうとするのも、家具屋さんのご店主らしいなと思いました。



楽器に驚いてゆっくり拝見出来ませんでしたが、家具もアンティーク調の素晴らしいものが沢山ありました。
こういうお店って面白いと思います。ご店主と愛好家さんと、古楽をこれからもどうか愛していって頂きたいです!!

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