チェンバリスト中田聖子のオフィシャルブログ

from Mobileの最近の記事

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今夏も暑さ厳しくなってきました。今日はiPadから更新しております。
先日7/8は神戸六甲アイランドのLa Flute Enchanteeさんにて、バロックヴァイオリンの河内知子さんとコンサートを行わせていただきました。
数日前に台風が発生し、え?もしかして公演日あたりに近畿地方に近付くのか?と心配しましたが、速度の速い台風でいらぬ心配に終わりました。しかし台風のあとも各地で大雨で、大きな被害が生じており、現地の皆様を心配しております。お仕事で色々な土地に赴くので、各種警報や地震アラートなどを数種類の土地のものが入るようにiPhoneに設定してあるのですが、今夜も綴っている今も大雨警報が入ってきています。雨は恵の雨でもありますが、被害が生じるほどには降ってほしくないな...。
お話を戻しまして、暑い中を7/8のコンサートにいらしてくださった皆様、ありがとうございました。
今回は初期ー中期バロックのイタリア音楽を中心に演奏させていただきました。
河内さんとは実は初めて一緒に演奏したのは福岡にて。福岡の日航の素敵なチャペルでリサイタルをさせていただいた際に、ゲストで出演していただきました。その時演奏したのもフォンターナのソナタ。もう10年以上前の話ですが、初期ー中期の作品を演奏出来る奏者と出会えたことはとても嬉しいことです。

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今回は自分で調律したのだけれども、調律する時はチューニングハンマーだけでなく、色々な調整グッズを持っていかなければなりません。加えて、あると便利なものが温湿度計。楽器について様々なことを考える目安になります。他にも楽譜、衣装、靴などもあるので、出来るだけ荷物を軽くしたいので、なるべく小さな温湿度計を持っていきます。
梅雨入り前に、無○良品さんで鞄タグとして付けられる小さな小さな温湿度計が売られているのを見つけて、即購入しました。勿論、本番調律時に便利だから!
会場で楽器周りに温湿度計を用意してくださっている場合もあるのですが、今回とそしてつい最近の青森遠征の時に重宝しました。
普段は自宅の楽器部屋で活躍しています(小さな楽器部屋なのに、これを含めて温湿度計が4つ...)...元々熱中症対策用グッズらしく、熱中症警告ランプとサインが灯るしろもの。ここ数日はエアコンをつけていない時にしっかり警告を発してくれています。よって、楽器部屋で倒れることは恐らく免れられるでしょう(違)
皆様、どうか熱中症にお気をつけてお過ごしください。

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21日のリサイタルで弾く楽器の調子を見に、アンリュウリコーダーギャラリーさんにお邪魔しました。
寒さでバロックピッチ(415hz)の筈がほぼヴェルサイユピッチ(392hz辺り)に....。そういえば昨年は1/17の開催で、昼夜両公演の本番直前に断絃したことを思い出しました(忘れてたんかい!)
とりあえず、慎重に413hzまでピッチを上げてきましたが、楽器も寒がる季節です。

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帰途につく前に、お向かいの かのん さんで休憩。かのん さん = ritmさん。
(カフェ営業の無い時、コンサートスペースになる際、かのんさんはritmさんに変身します。ここでも何度か弾かせて頂いています)
21日も18時までカフェ営業されているそうです。公演前後のコーヒーブレイクにオススメ!
いつも食器が面白いなと思います。そんな楽しみもあるカフェ。

さて、その21日のリサイタルは、アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホールにて15:00開演。
久々にオール・バッハ・プログラムです♪ ブログ執筆現在、残席少しございます。ご来場ご予定くださっている方は、是非ご予約くださいね。

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プログラムも素敵なものに仕上げて頂いて、つい先日手元に届きました。ご来場くださる皆様、お楽しみに♪

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そして現在はプログラムノートを執筆中です。今回文章量がやや多くなりそうなのでプログラムに別添えすることにしました。頑張って仕上げないと!

リサイタル@アンリュウリコーダーギャラリータケヤマホールにて、皆様のご来場をお待ち申し上げております。


(本日の記事はiPadから投稿実験。モバイルでは最も更新に使いやすいかもしれない)


 このWeblogをリニューアルするにあたり、URLが http://www.klavi.com/jp/seiko-blog/tagebuch/に変更になります(実質移転です)。
 既に新しい記事は、新weblogにて更新発信しておりますので、新しいweblogを御覧頂けますと幸いです。
 今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 中田 聖子

iPhone5から写真付きで更新するためのテスト。




-- from seiko's iPhone

 12/1に第10回目となりましたリサイタルを無事に公演することが出来ました。寒い中をお越しくださった皆様、ありがとうございました。
 プログラムについて公演中MCでお話したのですが、やっとソロリサイタルでオール・フランス作品のプログラムに挑むことが出来ました。これからも練りたいテーマは色々あります。色々な取り組みをしていこうと思っておりますので、皆様今後共どうぞ宜しくお願い致します。

 リサイタルの数日前に、会場のアンリュウリコーダーギャラリーが朝日放送(TV)の取材を受けられまして、リコーダー奏者の井上佳代さんとリン・チンウェイ君(台湾から来日中でした)と共に演奏協力をさせて頂きました。W.ウィリアムの"鳥の模倣によるソナタ"を三人で演奏したのですが、一瞬音が流れるのではないかと思います。リコーダー工房がメインで、且つ演奏ではリコーダーがメインですので、私の姿は映らないかもしれませんが、是非関西の皆様、御覧ください。TV朝日「おはよう朝日」の12/6の放送分予定です。


アンリュウ取材リハの写真

 写真はクルー到着前に、三人で行ったリハ中の様子です。日本語を使わないリハを初めてしました。カタコトで通じたので助かりました。チンウェイ君の洞察力(?)に感謝です。・・・英語、勉強します・・・。
 ・・・オランダ語熱も一体どうなったんでしょうね ^_^; 自習に切り替えてから、テキストを開けなくなってもう何年も経過してしまいました・・・(ダメじゃん)。

 以前よりお話していましたが、12/1にリサイタルを行います。今年は珍しくフランス作品がテーマです。17世紀の作品が中心ですが、今回のリサイタルでは17世紀から18世紀の作品まで辿ります。CDに収録されている作品も数曲演奏します。
 皆様のお越しをお待ちしております。

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 中田聖子 チェンバロ リサイタル Vol.10 「ヴェルサイユの遺産『愛の神殿』」---フランスのチェンバロ音楽---

 第10回リサイタルは、オール・フランス作品をお届けします。17-18世紀のフランス、ルイ14世から16世の元、華やかな文化の中でクープラン一族やダングルベール、ラモーといった作曲家たちが活躍し、チェンバロ音楽も栄華を誇りました。彼らが残した音楽遺産を辿ります。クラヴサン(仏語でチェンバロのこと)音楽の世界をお楽しみください。


・2012年12月1日(土) 開演16:00 (開場15:30)

・会場 : アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール (Access Map)
      (大阪市住之江区安立3-8-12 Tel 06-6678-1011)
   最寄り駅: 南海本線「住ノ江」駅 あるいは 阪堺電車「我孫子道」駅

・入場料 : 前売 2,700円、当日 3,000円 (全席自由)

・出演 : 中田 聖子 (チェンバロ)

・プログラム
  ルイ・クープラン : 組曲 ニ調
  J.H.ダングルベール : 組曲 ニ調 (「フォリアによる変奏曲」を含む)
  J.Ph.ラモー : 組曲
  J.デュフリ : 三美神
  J.デュフリ : シャコンヌ
  J.B.A.フォルクレ : モランジあるいはプリゼー
  他...

 お問い合わせ・チケットの御予約は...
  (問) : KLAVIくらびチェンバロコンサート係
      Tel. 090-2381-8816 E-mail : info@klavi.com
      Ticket Counter (お問い合わせフォーム)からも送信出来ます。
   アンリュウリコーダーギャラリー Tel. 06-6678-1011
     (営業時間 : 平日 11:00-17:00、土日祝は不定期)

   2012recitalフライヤー裏面

・主催 : KLAVI
・協賛 : アンリュウリコーダーギャラリー
・協力 : Bergamio, 久保田チェンバロ工房
・後援 : 沙羅の木会(相愛大学音楽学部同窓会)


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7/28-29、サーバー移転作業のため、このweblogを含めたウェブサイトの閲覧が出来ない時間帯があります。
上記日に閲覧出来ない際は、時間を置いてアクセス頂けますよう、お願い申し上げます。

業務連絡: klavi.comのメールアドレスも上記日で一時的にストップする時間帯があります。
送信出来ない際は、お手数ですが、時間をおいて送信を
お願いします。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

中田聖子


--upload from seiko's mobile --

今日はモバイルからの更新です(テスト投稿はいつも成功するのですが、本投稿になると上手くいかず活用出来ていないBlogPress app...)

昨日、唐招提寺でのコンサートが無事終了しました。暑い中お越しくださった皆様、ありがとうございました。
弾かせて頂いたのは、境内の僧坊という建物で、鎌倉時代の建物。かつて僧侶たちが寝起きしていた建物のようです。これまでに私が弾かせて頂いた1番古い場所はベルギーの17世紀のたてだったのですが、鎌倉時代だから12世紀!演奏経験最古建築我が記録更新でした。建築オタには、大変ありがたく、また世界遺産での演奏も滅多にある機会ではないので本当にありがたい機会でした。

しかし、そのような建物だった為、木造建築は昨日一昨日の豪雨をどっぷりと吸い込み、空間は凄い湿度...楽器も私も湿度との戦い。自分自身が汗をふきふきし乍ら弾くのはさすがに初めてでした。それ程の湿度、普段楽器が慣れていない(であろう)ミーントーンを選択してしまったことを本番前調律をしながら後悔しかけましたが、曲間で治す必要も生じなかったことに、久保田チェンバロの安定性にまた脱帽してしまった公演でもありました。
又、この日の高湿度に我慢強く聴いてくださった皆様にも感謝です!

終演後は、もう閉門間近でしたが、唐招提寺境内を堪能しました。
また後日、拙撮写真をgalleryページにupしたく思っております。


--upload from seiko's mobile --

 春の話になるのですが、4月に録音をしてきました。録音を終えてすぐ、このblogに書きたかったのですが、5月のコンサートの告知と報告記事を書くのが精一杯でした。TwitterやSNSなどではリアルタイムでは呟いていたのですが、blogでお話するのがとても遅くなってしまいスミマセン...。

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 実は急遽決まった録音で (正しくは録音をする予定は決まっていましたが、急遽日程が早まったのでした)、関係者全員が可能な日は限られており、それ故に録音に使える場所も限定され、CD1枚分を録音するのは大抵3日間を費やすのですが、またまた1日での収録でした ^_^; (以前にも1日録りというのがありましたので、まぁ出来ると思っていたのですが・笑)
 写真は録音の時の様子です。

 このCDは「ルドゥーテのためのチェンバロアルバム第1弾」として録音したものなのですが、薔薇をはじめとした植物画を描いた画家ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの展覧会とのプロジェクトCDの1つです。久保田チェンバロ工房が、ルドゥーテが描いた花々を響板に模写した展覧会のためのチェンバロを製作(正確には、このためにルッカースモデルを改変)され、その楽器を使用して録音させて頂きました。関係者に「クラヴサン・ルドゥーテ♪」と呼ばれている楽器は、6/6より6/25まで上野の森美術館で開催の "ルドゥーテの『バラ図譜』展" にて展示されます。又、CDも展覧会のグッズの一つとして販売されますので、ルドゥーテ・ファンの皆様宜しくお願い致します。

 収録曲は展覧会BGMをイメージして選曲させて頂いています。
 J.デュフリ「三美神」「シャコンヌ」、F.クープラン「神秘のバリケード」、J.Ph.ラモー「ミューズたちの語らい」、J.B.A.フォルクレ「モランジあるいはプリゼー」といったチェンバロ曲の他、ソプラノの鷹山美緒さんとの演奏でラモーの「恋の鶯」やマリー・アントワネットが残した曲も収録しています。
 「ルドゥーテのためのチェンバロ・アルバム第1弾『愛の神殿』」というタイトルです。皆様どうぞ宜しくお願い致します!

 私 info@klavi.com までメール を頂けましたら、御予約も受付しております♪


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 又、Amazonでもお取り扱いが開始されています。


 先日このweblogで告知させて頂きましたが、FM OSAKAの「おしゃべり音楽マガジン くらこれ!」に1/22(の深夜の放送分)に出演させて頂きました。

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 以前に演奏だけ電波にのせて頂いたことはありますが、私自身がラジオに出演させて頂くのは初めて。「滑舌悪かったらどうしよう...」とか「普段の会話で、うっかり言い間違えて気付かないままに話を進めていることが時々あるけれども、公共電波でそんなことしたら駄目よね...」とか、数日前からあれこれ考えるとドキドキしておりました。
 スタジオに伺いましたら、パーソナリティーの吉川さんが打ち合わせの時からリラックス出来るように進めてくださいまして、自然体で臨むことが出来ました。チェンバロについてたっぷり話させて頂き、又、番組の中で流して頂いたいくつかの選曲も吉川さんと一緒に考えさせて頂きました。
 放送番組には台本があるのだ、と思っていたら、何とポイントの打ち合わせのみで台本がないことにも驚きました。演奏活動を始めた頃、MCの詳細な台本を作って話をしていた私ですから (最近はもう台本無しでMCをしていますが) ガチガチになってしまうだろうところ、流石プロ! 上手くトークを吉川さんが引き出してくださるんですね。聴いてくださった皆様がメールをくださり「自然なトークでびっくりしました」と多くの方が仰ってくださっているのですが、吉川さんの力なのです。
 プロの力って凄い! ... と思うと、私はチェンバロで例えばアマチュアの方を対象とした公開レッスンの伴奏などのお仕事をさせて頂く時に、そこまで達しているのだろうか? と考え込んでしまいます。
 本当に様々な意味で貴重な経験をさせて頂きました。

 聴いてくださった皆様、ありがとうございました。そして、放送を聴いて私のwebsite, このweblogにアクセスしてくださった皆様、ありがとうございます。ラジオで知ってくださった皆様、よろしければこれから宜しくお願いします。
 貴重な機会をくださったFM大阪の皆様 スタッフの皆様、よっさん こと 吉川智明さん、かねやんさん、機会をくださっただけでなく温かい雰囲気で臨ませてくださり、本当にありがとうございました!

 マネケンさんのワッフル食べながら、皆さん「くらこれ!」聴きましょうね !!

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