チェンバリスト中田聖子のオフィシャルブログ

PhotoGallery-Concertの最近の記事

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 3/7はベガホールのチェンバロコンサート、ソロのステージでした。「ヴィルトゥオーゾの記譜」のタイトルで、「書き出されたヴィルトゥオーゾ」を集めたプログラムを組んで演奏させていただきました。寒い中をご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
 ベガホールのチェンバロコンサートには2012年度(2013年の3月)のコンサートから演奏させていただいてまいりました。昨年12月の回はロビーコンサートではなく、ホール公演でしたが....

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 ....おっと! そうそう、とてもバタバタとしていて、この12月のベガのコンサートについての記事をまだ書けていないのでした...
 12月はスペシャルコンサート ホール公演として、バロック・ヴァイオリンの河内知子さん、リコーダーの井上佳代さんとトリオでの演奏をいたしました。12月の公演にいらしてくださいました皆様、ありがとうございました。

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 河内さん、井上さんのお二人とは、長年デュオでの演奏を行なっているのですが、実は3人でアンサンブルをしたのはこの公演が初めてでした。ヘンデルとテレマンの作品を演奏させていただきました。

 さて、お話を戻しまして...

 先日の3月の公演でベガホールチェンバロコンサートのロビーでの開催は最終回...。
 2017年度は、6月と10月にホール公演として行うことが決まっております。但し、ワンコインコンサートの有料となります。
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 2017年度もチェンバロの楽器の魅力、バロック音楽の楽しさをお伝えするべくプログラムを考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 6月の公演は6日。マンドリンの多武和民さんとのアンサンブルのステージです。チェンバロソロも演奏いたします。丁度チラシのデータをいただいたところなのでupいたします。
 平日お昼間の公演ですが、お時間ございましたら是非いらしてくださいませ。

 それまでにもコンサートがございます!!
 長文記事になりますが、一気にお話いたします ^_^

 まずは、今月末、3/31にリコーダーの向江昭雅さん、山本佳美さんとのコンサートを大阪 島之内教会にて行います。19:00開演。

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 先週は東京で、今週は大阪でリハを行いました。とても有意義なリハが出来て、私自身コンサートに臨むのがとても楽しみです。イタリア(及びイタリアスタイル)の18世紀作品のプログラムでの公演です。
是非皆様、お越しくださいませ!

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3/31のコンサートの詳細は次の通りです。

Ensemble Solaria
2本のリコーダーとチェンバロによるバロック音楽の夕べ

日時 : 2017年 3月 31日(金) 開演 19:00 (開場18:30)

会場 : 日本キリスト教団 島之内教会
(大阪市中央区東心斎橋1-6-7 地下鉄 御堂筋線「心斎橋」駅 心斎橋筋出口より徒歩7分
または堺筋線「長堀橋」駅7番出口より徒歩3分)

入場料 : 前売 3,500円、当日 4,000円

出演 : リコーダー 向江 昭雅、山本 佳美、 チェンバロ 中田 聖子

プログラム
G.Ph.テレマン : トリオ・ソナタ へ長調 TWV42:F7
G.Ph.テレマン : デュエット 第4番 ト短調
J-M.オトテール : トリオ・ソナタ ニ短調 Op.3-3
G.F.ヘンデル : クラヴサン組曲 第7番 ト短調 HWV.432
F.マンチーニ : ソナタ 第1番
G.サンマルティーニ : ソナタ第6番 ニ短調

チケットのご予約 :info@klavi.com
(お名前、ご予約枚数、お電話番号を明記ください。3/30ご送信分まで前売券のお取り置きをいたします。
尚、3/31当日ご送信分につきましては当日券でのご用意にて承ります。)


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そして、4月には 東京でのチャリティーコンサートもございます。
関東方面の皆様、宜しければお越しくださいませ。
4/15(土) 開演15:00 Origo et Practica Space 1Fにて(池袋・要町近く)
ワンコインコンサートです。

東日本大震災チャリティー ワンコインコンサート
「ヴィルトゥオーゾの記譜」

日時 : 2017年 4月 15日(土) 開演15:00 (開場14:30)
会場 : Origo et Practica Space 1F
入場料 : 500円
出演 : チェンバロ 中田 聖子

プログラム
 ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685-1750): A.ヴィヴァルディの協奏曲op.3-9 RV230に基づくチェンバロ独奏協奏曲 ニ長調 BWV972
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762): クラヴサン曲集より Tendrement, Vivement, Glacieusement
 ウィリアム・バベル (ca.1690-1723): プレリュード、ヘンデルのリナルドの序曲とアダージョ、ジーガ、ヘンデルのリナルドのアリア「私を泣かせてください」
 ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685-1750): パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826

お問い合わせ : info@Klavi.com

IMG_7947.JPG  寒い日が続いております。冬は寒くて当たり前ですけれども、冬の中でも学生さんたちの入学試験の日に限って雪が降ったり、急激に冷え込んだりするのは、一体何故なのでしょうか...。

 さて、1/21に第14回目となったリサイタルをアンリュウリコーダーギャラリータケヤマホールにて無事に開催することが出来ました。この日も寒い日でしたが、寒い中をご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

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又、アンリュウリコーダーギャラリーのスタッフの皆様、調律師の佐久間さん、サポート並びに応援してくださった皆様、ありがとうございました!
 いつも記念撮影をするのですが、うっかり忘れてしまってビデオキャプチャからの写真です... ^_^;

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 今回はJ.S.バッハの「クラヴィーア練習曲 第2部」即ち、フランス風序曲とイタリア協奏曲、加えて他者の(イタリア様式の)協奏曲からJ.S.バッハによって編曲されたの鍵盤独奏協奏曲群から、A.マルチェッロ、A.ヴィヴァルディ、G.P.テレマンを原曲とするものを選曲して演奏しました。後者は学生時代に論文を書いていたので思い入れがあり、ついついMCで喋り過ぎてしまいました ^_^;
 次のリサイタルは...ちょっと色々なこと(スペシャルなこと)を考えています。楽しみにしていていただけると嬉しいです。皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 次のコンサートは、3/7のベガホールのチェンバロコンサートです(14:00開演)。チェンバロソロのステージで「ヴィルトゥオーゾの記譜」とタイトルをつけた演目を用意しています。平日お昼の公演ですが、お時間ございましたら是非いらしてください。詳細は近日upします。皆様のお越しをお待ちしております。

今日はモバイルから綴っています。

先週11/12は、リコーダーの太田光子さんと井上佳代さんと島之内教会で「イタリアへの憧憬Vol.2」公演でした。
ご来場くださいました皆様ありがとうございました!

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今回はチェンバロも17世紀イタリアン ジュスティモデルを使用して臨みました。

実は惚れ込んだ楽器の一つを使用。加藤さん製作の楽器です。
魅力的な楽器をコンサートで使えることは幸せなことです。

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井上さんとのコンサートシリーズ、憧憬コンサート、次は何への憧れになるのかな...。

皆様これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そして、12月はベガホールで、リコーダーとバロックヴァイオリンとのトリオのコンサートです♪
皆様のお越しをお待ちしております!

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年明けにはリサイタルもあります。

こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
(リサイタルチラシの画像は急遽作成の仮チラシ....早く作らなきゃ!)

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 長らく更新が滞ってしまいました...。今夏も厳しい暑さとなりましたが、皆様、お変わりございませんでしょうか? 厳しい暑さだけれども、ハッと気付けば蝉が鳴きやんでいて、何だか例年よりも早い気が致します。秋が近づいている証拠であれば良いのですが...。
 さて、7月24日、リサイタル「音楽のパルナッソス」東京公演(東京でのリサイタルは初!)をえびらホールにて無事に開催することが出来ました。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

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 プログラムをご覧になられていらしてくださった、と方々からコメントをいただきましたが(ありがとうございます)、J.K.F.フィッシャーの音楽のパルナッソスを更に気に入ってくださったようで、演奏の機会が持てて良かったと思っております。
 偶々素敵な空間えびらホールを訪れる機会があり、そして、今回のプログラムを是非とも弾いてみたいと一目惚れならぬ一弾き惚れした深町さん製作のジャーマン、また、開催にあたっての諸々の条件がクリアして臨めたものでした。開催にあたってお世話になった皆様に心から感謝申し上げます。
 サロンコンサートでしたので、終演後は出来るだけご来場くださいましたお客様とお話させていただきました。まだ駆け出しの頃にwebに載せていたイタリア協奏曲のmp3データを見つけてくださったチェンバロ音楽愛好家さんがいらしてくださっていたことを後から知りました。しかし、唯一その方とだけ声を交わすことが出来ず残念...(TwitterなどのSNSで繋がっているので、お礼は言えたのですが)。いつか生で聴いていただけるようになろう(私の地元での演奏は聴いていただけない所にお住まいのようですので)と頑張ってきたので、ご来場くださっていたことは大変嬉しいことでした。

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 それにしてもまた雪女力を発揮してしまったようで、この時期の東京は非常に涼しかったです。余談ですが、小学校の塾時代からの友人も大阪から来てくれて、なかなか大阪ではゆっくり会えないのですが、東京で一緒にケーキ屋さんに行き、食事もゆっくり摂りお喋りを楽しめました(なんでやねーん!)。でもこのパターン二度目...他の関西の方を含めたら数度目です。

 リサイタル東京公演の後、今後のアンサンブル公演のリハをしたり、秋のコンサートの事務準備をしたり、楽器の調子を見たり、色々なことをしておりました。

 そして間近のご案内となってしまいましたが、9月は2つの公演があります。

 9/6は宝塚ベガホールでのチェンバロコンサート、今回はチェンバロソロのステージです。
 劇場音楽の作曲家としても活躍したJ.Ph.ラモー、G.F.ヘンデル、H.パーセル、J.N.P.ロワイエの音楽でプログラムを組んでおります。ロワイエを演奏するのは10年以上ぶりです。平日お昼間の公演ですが、お時間許しましたら是非お越しください♪

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いにしえのひびき ベガホール チェンバロコンサート 18th Concert「劇場作曲家たちのチェンバロ」
2016年 9月6日(火) 14:00より 入場無料
会場 : 宝塚ベガホール (兵庫県宝塚市) ロビー
出演 : チェンバロ 中田 聖子
プログラム
 J.Ph.ラモー : 「優雅なインド」より「序曲」と「ソヴァージュ」
 G.F.ヘンデル : 組曲 ホ長調 HWV.430
 H.パーセル : 組曲 第1番 ト長調 Z.660
 H.パーセル : グラウンド Z.645
 J.N.P.ロワイエ : 「ザイード」より「ロンドー」と「スキタイ人の行進」

(☆座席は70席と限りがございますので何卒ご了承ください)

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 そして9/11はバロックダンスの樋口裕子さんがたとの共演です♪
 ...子供の頃、バレエを習っていて、J.S.バッハの管弦楽組曲の舞曲で踊ってみたいという夢を持っていました。舞曲を沢山演奏するチェンバリストになったので、バロックダンスとは密接な生業ですが、今回1曲ながら管弦楽組曲からダンサーと共に演奏!
 まさか演奏側で現実になるとは当時思いもしませんでした!!
 MCで舞曲の事をよく話していますが、是非ダンサーとのコンサートにいらしてくださいませ。

音楽院コンサート 第1部 バロックダンスの愉しみ
2016年 9月 11日(日) 開演14:00 (開場13:30)
会場 : 大阪音楽大学 ザ・カレッジ・オペラハウス(阪急宝塚線「庄内」駅下車、西口より約700m)
入場料 : 一般 1,000円、音楽院会員 無料
出演
 バロックダンス : 樋口 裕子、宮口 加奈、今野 典子、堀 智子
 バロックリコーダー : 村田 佳生
 バロックヴァイオリン : 平井 誠
 バロックチェロ : 上塚 憲一
 チェンバロ : 中田 聖子

プログラム
 M.マレ : トリオ組曲 第1番 より プレリュード
 C.ペッツォルト : メヌエット
 J.S.バッハ : 管弦楽組曲 第1番より ガヴォット
 J.S.バッハ : フランス組曲 第5番より サラバンド
 作曲者不詳 : ミュゼット
 H.パーセル : 「妖精の女王」よりシャコンヌ
 F.ジェミニアーニ : ラ・フォリア

☆中田聖子出演のコンサート第1部の情報のみ掲載 ☆更なる詳細はチラシ画像をクリックしてご覧ください。☆お問い合わせは大阪音楽大学付属音楽院 Tel. 06-6334-2909 へ直接お願いいたします。チケット申し込みは http://www.ongakuin.jp/event/ongakuinconcert からお願いいたします。(本公演のお申し込みは、KLAVIチケットカウンターでは受付も対応も出来ないので宜しくお願い致します)

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 先週6/14は宝塚ベガホールのチェンバロコンサートでした。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
 共演くださったマンドリンの多武さん人気、そして梅雨の中休みだったこともあるのか、お席の倍以上の方にご来場いただき、開演間近には止むを得ず入場制限のような状態であったようですが、ゆったりお席でお聴きくださった皆様も、1時間立ち見でお聴きくださった皆様もありがとうございました。(座席はいつも会場に精一杯の70席を並べてくださっているので、立ち見だった皆様、何卒お許しくださいますように...。)

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 アンサンブルというと、一緒に演奏する楽器の多くは、擦弦楽器だったり、管楽器だったり...つまり多くの楽器が「音がのびーーる」楽器なのに対して、マンドリンとチェンバロのデュオは撥弦楽器同士のデュオ。つまり、どちらも音が減衰する楽器です。プログラムの半数はヴァイオリンやリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバとも弾く曲でしたので、いつもと異なるアプローチのアンサンブルを楽しみながら臨ませていただきました。

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 ちなみに、つまりは単純音が同質ですから、お互いの調弦はかなりシビアです(いつもいい加減な訳では決してありませんが)。
 そして、今回も宝塚市のゆるキャラ たからん も来てくれていたので、終演後に記念撮影をいたしました。本番前に殺伐と調律をしています際に、彼女がウロウロしていると和みます。

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次回の宝塚ベガホールのチェンバロコンサートは9/6(火)14:00からです。チェンバロソロのステージで「劇場作曲家たちのチェンバロ」というテーマでプログラムを組んでいます。J.P.ラモーの「インドギャランテ」や、ヘンデル、パーセルの組曲、ロワイエのクラヴサン・ピースなどを演奏します。よろしければ聴きにいらしてください。

 そして、その前に7/24(日)に東京でリサイタルを行います。1月に大阪で行ったプログラムの東京公演で、ドイツ語圏で活躍した作曲家のみでプログラムを組んでいます。J.K.F.フィッシャーの組曲集「音楽のパルナッソス」からの選曲を中心に、M.ヴェックマン、J.J.フローベルガーの組曲をお届けします(後者二人はトッカータも演奏します♪)。
 7/24(日)15:00より旗の台近くのえびらホールにて。お時間ございましたら是非お越しください。関西からの応援も大歓迎です! 尚、プライベートホールでの演奏のため、完全予約制となっておりますので、ご来場ご予定くださる方はinfo@klavi.comまでご予約ください。皆様のご来場をお待ちしております。


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 しばらくぶりの更新になってしまいました。先月(4月)はフォルクレに時間を費やした月でした。
 ヴィオルの品川聖さんと「フォルクレの肖像、二つの楽譜」4/23 東京公演、4/29 大阪公演、無事に開催することが出来ました。コンサートにお越しくださいました皆様、ありがとうございました。
 今回はタイトルにもありますように「ヴィオル曲集」のヴィオルとコンティヌオのための楽譜、そしてクラヴサン独奏のための楽譜を、各ピースで選択して二つの楽譜を使用して演奏したのですが、各版での全曲演奏もやはりしてみたくなりました。楽譜と向き合うことで演奏意欲が湧いてきます。フォルクレに限らず、プログラム組みの意欲は楽譜から湧いて参ります。
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 そして今回の公演で個人的楽しみの要素であったのは、東京・大阪 両公演共、会場にある楽器を使わせていただいたので、2つの楽器各々の演奏が出来たということ。楽器それぞれ特徴が違いますから、同じ音を作ろうとしても必然的に弾き方が全く変わります。1週間以内に同じプログラムを別の楽器で本番にて弾く、ということはあまりないので(同じ楽器で、ということはよくありますが)個人的楽しみの要素でした。個人的裏話で恐縮ですが...。
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 コンサートのMCでも触れましたが、ヴィオル曲集全曲演奏となると長丁場になるので、1stと2ndの2ステージに分けて臨ませていただきました。通しでお聴きくださった方が大半で、フォルクレ全曲に興味を持っていただけたことは大変嬉しいことでした。ありがとうございます。又、勿論、お時間許す範囲で1stあるいは2ndの一方をお聴きくださった皆様もありがとうございました。
 これからも色々な形で演奏していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


Archiv Program Note PDF

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 春らしくなってきた、と思えば、もう3月末。もう4月も目前なのだからいつまでも冬模様でも困るよね、と思っていたら、お庭に咲いた綺麗なチューリップを生徒さんが持ってきてくださいました。花の色は美しい。春の花の色は特に美しいな、と思います。大好きなピンクの色のお花が多いのもこの季節ですよね。
 さて3月8日は宝塚ベガホールのチェンバロコンサート、ソロのステージでした。
P1350528.jpgホールの楽器がブランシェ(フレンチ)モデルであるという理由から、ソロのステージはこれまでフランス作品をメインにしてプログラムを組んでいたのですが、今回はチェンバロの物理的発音特性である「撥弦」の面が分かりやすい曲でプログラムを組ませていただきました(つもりです)。P1350498.jpg

 いつもこちらのチェンバロコンサートでは「チェンバロの発音構造の説明パネル」を置いてくださっているので、敢えてMCではあまり触れないようにしていたのですが、久々にチェンバロの発音構造の説明なんぞもMCでさせて頂きました。

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 前回は不在だった たからんも来てくれました。ベガホール チェンバロコンサートの度にたからんのファンになって行く私...終演後にまたまた記念撮影を一緒にしました ^_^

 コンサートにお越しくださいました皆様、ありがとうございました。皆様から頂戴したご感想も、毎回ありがたく拝見させていただいています。ご記入くださいました皆様、ありがとうございます。
 そして、引き続き2016年度も演奏させていただくことになりました。6/14(火)、9/6(火)、12/2(金)、翌2017年3/7(火)の日程となる予定です。只今、全4公演のプラグラムを立てているところです! みなさんにお楽しみ頂けるようにあれこれ考えております。またよろしければ2016年度もベガホールのチェンバロコンサートにいらしてください。

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 4月はフォルクレのヴィオル曲集の5つの組曲全曲演奏会を行います! フォルクレ父のヴィオル版、息子のチェンバロ版の二つの楽譜を用いて、ヴィオルの品川聖さんと演奏いたします。東京公演4/23、大阪公演4/29です。皆様、是非お越しください!! (お聴き逃しなく!)
 公演の詳細については「公演情報のページ」をご覧ください。

 そして4/24(日)練馬区内にて、広くチェンバロを知っていただく為にプライヴェートレッスン会も予定しています。チェンバロという楽器にご興味ある方はご参加ください。詳細はこちらをご覧ください。

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 1月17日に第13回となるリサイタル「音楽のパルナッソス」を無事に開催することが出来ました。寒い中をお越しくださった皆さま、ありがとうございました。そして公演にあたりお世話になった皆さま、開催を見守っていてくださった皆さま、ありがとうございました。
 いつもは公演が何回目にあたるのか、リサイタルは勿論、様々な企画コンサートシリーズでもあまり意識しておらず、キリの良い公演序数だね、と言われて初めて気づく私なのですが、今回は直前に、嗚呼リサイタル13回目になるのか、とふと意識するようなことがありました。

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 事情があって、楽器部屋の楽譜を全て移動させなければならない、という事態が直前にありました。その際に「眠っている楽譜」が本棚に結構多いのかと思うっていたのですが、実はごく僅かしかなく、常に稼働している楽譜が殆どだと初めて把握いたしました。自分のイメージでは永眠楽譜となったものが半数で場所を取っていて、これを機に譲るか廃棄しようかとまで考えていたのですが、実際には稼働、及び準稼働中のものが本棚を占拠しておりました。(そして本棚から溢れている稼働中楽譜も多数...。)この事実は非常に意外なことだったのですが、楽譜量を把握することで15年以上チェンバロ奏者をしていて、リサイタルも13回目になっていたことに気づいたのであります。まだまだ、だと思っているのですが、時は結構過ぎていた...でも人生先の方が長いので、まだまだなのは事実です。

 そして、他公演では自分で行うことも多々あるのですが、リサイタルでは13回目にして自分で調律を行うこととなりました(自分の意思でそうした訳ではないのですが ^_^; )

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 ところが、こういう時に限って何かが起こる...のが世の常なのかどうか知りませんが、昼公演の本番前調律をしようと思ったら、バーン! 弦が切れてしまいました...。

弦は消耗品ですから、いつかは断絃します。
しかしながら、正直なところ遭遇したくない事態です(苦笑)
そして、チェンバロ製作家でもチェンバロ調整師でもないので、弾く楽器が断絃しない以上、弦を張る機会はないので、正直、全くもって慣れておりません ^_^;

うわー、開場時間に間に合うだろうか...

少ない弦張り経験からは、所要時間は最短で20分くらい、最長で40分...失敗して二度張りで60分...という経験データが頭に入っております。

最長で40分...40分、うーん、張って調律には20分....20分か、よしギリギリ間に合う!
危ういけれど、私の最短調律所要時間は20分以内だ!

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 幸い、記録係をお願いしていた生徒のNさんが到着したところだったので、Nさんにお手伝いして貰いながら、無事に張り替えいたしました。一人では40分コースになった恐れがありましたが、お手伝いして貰えたので手早く済ますことが出来、助かりました。
 弦を張ってすぐはピッチが下がっていくのですが、なんと本番中は奇跡的にピッチはベストで安定! これにはびっくりしましたが、さすが安定の久保田さん製作のフレミッシュです。おかげで無事公演を行うことが出来ました。

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 昼公演は席数が多い予定でしたので、再断絃を想定すると弦飛びの回避スペースがないと思い、念のため、少し開場を遅らせて準備させて頂きました。早めにいらしていただいていたのに、お待ちくださった皆様、大変失礼をいたしました。

 昼公演終了後、見守りに来てくれていたリコーダー奏者に「直前に断絃してまいったー」^_^; なんて歓談し、ホッとしたのも束の間...なんと夜公演の本番前調律中にも断絃してしまったのでした !!
先ほど切れた弦の隣りの弦が断絃。ギョッとしましたが、
これは気候条件上物理的には確率はゼロではなく可能性としては高い
...と思うと、更なる断絃が心配になる反面、一度切れているので何だか大したことでも無い気がしてくるのが面白い。
既に開場後だったのと、夜公演では張り替え中の再断絃でも弦飛びの回避スペースがある状態でしたので、そのまま張り替え作業を致しました。
(すぐ上の3枚の写真は弦張り中の写真です)
ちなみに夜公演でも奇跡的に演奏には支障ないところでピッチが持っておりました。ありがたいことです。さすが安定度の高い久保田さんのチェンバロだと改めて感じました。
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 さて、今回のリサイタルではJ.K.F.フィッシャーの組曲集から取らせていただいたタイトル通り、彼の「音楽のパルナッソス」からの選曲を中心にドイツのチェンバロ作品を演奏いたしました。ドイツ作品をテーマにソロステージを行うのは本当に久々です。フィッシャーの他、J.J.フローベルガー、M.ヴェックマンの作品を演奏しました。

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この三人の作曲家は、チェンバロを弾いている中で出会い魅力を感じていったのではなく、チェンバロを学び始めた頃にこのような作品があるのならチェンバロを弾きたい、と思わせた作曲家たちです(他にもそう思わせた作曲家はいますが)。最初の動機はJ.S.バッハの音楽をチェンバロで弾きたくてチェンバロの道に入ったのですが、彼らを含めた何人かの作曲家の作品に魅力を感じたこともこの道を選ぶ大きな要因となりました。


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 頂いたアンケートを拝読したところ、彼らの音楽を楽しんでいただけたようでホッとしております。
 これからも様々な作品とテーマのプログラムを演奏していきますので、皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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 さて、次のステージは、3/8(火)の宝塚ベガホールのチェンバロコンサートです。ソロのステージで撥弦をテーマにアレッサンドロ、ドメニコ両スカルラッティ、J.S.バッハのBWV.998の作品、同氏のフランス組曲4番などを演奏します。平日14:00からの公演ですが、お時間ございましたらどうぞいらしてください。
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 そして4月には、ヴィオラ・ダ・ガンバの品川聖さんとフォルクレ全曲演奏会を行います。ガンバとコンティヌオ版、チェンバロ版、それぞれをどちらかの版で演奏することに加えて、工夫版(?)でも演奏します。どのピースをどの版で聴けるかは当日のお楽しみ♪ 詳細は近々up致しますが、4/23(土)に東京 池袋 ORIGO et PRACTICA Space 1Fで、4/29(金祝)に大阪 アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホールにて行います。
 このコンサートはもう既にリハに入っております。是非とも皆様に聴いていただきたいです。皆様のお越しをお待ちしております!!
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Happy New Year!すっかり年が明けてしまいましたが、今年も皆様どうぞ宜しくお願い致します。
 長年の例年通り、年始のご挨拶状は年が明けてから認めておりました。早くにくださる方には申し訳ないと思いつつ(失礼にあたるとも思いつつ)、新年を迎えないと「明けましておめでとうございます」を言えない私でございます。

 さて、今年のコンサートはまずリサイタルから始まります。1/17(日)15:00からと18:00からの二回公演(同一プログラム)でアンリュウリコーダーギャラリータケヤマホールにて行います。久方ぶりにドイツ語圏で活躍した作曲家のみでプログラムを組みました。J.K.F.フィッシャーの組曲集「音楽のパルナッソス」からの選曲を中心に、M.ヴェックマン、J.J.フローベルガーの組曲をお届けします(後者二人はトッカータも♪)。お時間ございましたら是非お越しください。

(公演告知の後に、昨年の公演報告を綴っていますので、是非最後までご覧ください)


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中田聖子チェンバロリサイタルVol.13
「音楽のパルナッソス Musicalischer Parnassus」

--J.S.バッハの先人たちの遺産、ドイツチェンバロ音楽史跡--

2016年 1月 17日(日)
 2回公演(両公演同一プログラム)
1st Stage お昼の部の公演
: 開演15:00 (開場14:30 / 終演予定16:15)
2nd Stage 夜の部の公演
: 開演18:00 (開場17:30 / 終演予定19:15)

会場: アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール(大阪市住之江区安立3-8-12)
最寄り駅:南海本線「住ノ江」駅もしくは阪堺電車「我孫子道」駅)
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入場料: 各公演 前売3,000円、当日3,500円 (全席自由) ☆未就学児の入場はご遠慮ください。

出演: チェンバロ 中田 聖子

プログラム
ヨハン・カスパル・フェルディナンド・フィッシャー: 組曲集「音楽のパルナッソス」より『キュリオ』『カリオペ』『エウテルペ』『ウラニエ』

ヨハン・ヤーコブ・フローベルガー: トッカータ III in C、組曲 XII in C (1656)

マティアス・ヴェックマン:トッカータ in d、パルティータ in d

Johann Kaspar Ferdinand Fischer (ca.1656-1746)
- Suite "Culio" ("Musikalischer Parnassus")
- Suite "Calliope" ("Musikalischer Parnassus")
- Suite "Euterpe" ("Musikalischer Parnassus")
- Suite "Urania" ("Musikalischer Parnassus")

 Johann Jacob Froherer (1616-1667)
- Toccata III in C
- Suite XII in C (1656)

Matthias Weckmann (ca.1616-1674)
- Toccata in d
- Partita in d
 
お問い合わせ・チケットのご予約はこちらからどうぞ→http://www.klavi.com/t-count.html


 昨年の末が本当に忙しくて、公演告知も数日前にup...なんていう状態で... いえ、現状上記リサイタル告知も2週間を切っての掲載ですが、公演報告を全く書けずじまいでした。11月の石川公演から書けずにいましたので、撮っていただいたお写真と共に認めていきたいと思います。

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 2014年に引き続き2015年も石川県白山に工房を構えておられる金澤古楽堂さんのチェンバロコンサートとして10/25に演奏させていただきました。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
 金沢市内からも白山山中までは車で約一時間...多くのお客様が遠方より遥々いらしてくださったようで本当にありがたいです。関西から遠征くださった方もいらっしゃいました。皆様、本当にありがとうございます!!

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 前日は素敵な工房でリハをさせていただきました。チェンバロのある日本の伝統様式空間...素敵です。冷えてきた頃だったので、ストーヴに火も入り暖かな風情の中、コンサートで弾く楽器と対峙させていただきました。

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 今回はフレンチスタイルのブランシェモデルと、イタリアン・スピネットをご用意くださり、前者でクープラン一族の作品を中心にフランス作品をたっぷりとお届けすると共に、J.S.バッハの独奏協奏曲を、後者でフレスコバルディやベルナルド・パスクィーニの作品を演奏させていただきました。

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 日頃はなかなか出来ない2台の楽器を使わせて頂いて、弾き分けて演奏出来ることは、本当にありがたい機会です。豊かな自然に囲まれての演奏会も本当にありがたい...
 ご来場くださいました皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

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 いつもは遠征してもトンボ帰りだけれども、珍しく金沢に出て兼六園を見てきました。どうしても一度行ってみたかったのです。
 庭園内の成巽閣で加賀藩の女性たちの展覧会をしていたので、しっかりそれも見てきました。
でも...館内の色付きギヤマンだとか、明治になってから付けられたシャンデリアなどに見入ってしまいました...。庭園を見るのも好きなのだけれども、やはりレトロ建築装飾好きなのでございます。
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 でも庭園、素晴らしい。

 記念撮影も2枚掲載します(笑)

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 そして、11月はよく共演しているリコーダーの井上佳代さんと門下会を行いました。即ち、井上さんの生徒さんたちと私の生徒たちとの発表会。演奏活動しながらの指導で、レッスンの日程調整も皆さんにあまり融通が利かない毎日ですが、無事に終えることが出来ました。皆様、お疲れ様でした。

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 12月はまずイタリアから来日のリコーダーのジョルジオ・マッテオーリさんのアンサンブル フェスタ・ルスティカに加わらせていただいて、グランフロント大阪のナレッジシアターで演奏いたしました。
 左写真はリハ時のものですが、まるでイタリア後ペラペラな状況下の演奏のようですが、楽語を除けば、挨拶とPerché? Dov'è?と古典歌曲に頻出するような言葉しか知りません。

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 イタリア語を勉強しないと...と思いつつも、あっという間にリハの日が近付き、急遽、日本語ペラペラのイタリア人音楽学者にリハで使いそうな言い回しを教えてもらい、ほとんど一夜漬けで数字を覚えて臨みました。親切に英語で皆さん話してくれたので、相変わらずの3歳児英語でリハを行いましたが、本番までずっといつもと違う脳の部分がフル回転状態でした。如何に普段脳の一部分しか使っていないかを痛感する良い機会となりました(何か違うって)
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 このコンサート、イタリア文化会館の音楽イベントだったのですが、ここはイタリア大使館の管轄...コンサート当日も95パーセントのスタッフさんがイタリアの方...。日本人スタッフは、ホールのスタッフさんと楽器のお世話をくださったUさんを除いて1名のみ...。最近「ここは日本? 私は何処にいるの?」というシチュエーションが増えてきているけれども(笑) 色々な意味でイタリア式の公演でした。
 プログラムは初期バロックからサンマルティーニに至るイタリア音楽に加えてバッハもモーツァルトも...という多岐に渡るものでした。
 これが12/6の公演でした。お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
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 そして、12/8は宝塚ベガホールのチェンバロコンサートでした。バロック・ヴァイオリンの河内知子さんとイタリア作品をお届けするステージ。A.コレッリ、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタとB.パスクィーニの「トッカータ カッコウのカプリッチョ」をチェンバロソロで演奏いたしました。

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 12月は会場がクリスマス仕様になっていました。

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 和みます。
 しかし、クリスマス仕様だけでなく、なんだかいつもと様子が違うなぁと思えば、たからんがいない。聞けば、いつも居るわけではないそうで、残念...。でも、楽屋の名前のところにはイラストの たからん がいました。いつの間にか たからんファンになっている私でございます。
 この日あたりから冬らしい冷たい空気になってきていましたが(石川の寒くなってきたところといい、雪女力発揮か?!)、良いお天気に恵まれまして、抜群の楽器の安定具合でした。
 ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。ベガのチェンバロコンサート、次回は3/8開催で、チェンバロソロのステージです。近々、予定プログラムは私のこのオフィシャルサイトの公演情報ページにupいたします。今後とも皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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 今回のブログ記事、非常に長いものとなってしまいましたが、最後までご覧くださり、ありがとうございました。やはり公演報告は溜めてはいけませんね f^_^; またブログ更新リマインダーを動作させなければ。今年はあまり溜めないように更新していきます(溜めると時間かかるから、ますます出来なくなる...)。

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10/17に西宮の新響楽器さんでのトークコンサートを行ってまいりました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
小さなお子様のご来場が多くてびっくりいたしました。私自身、それを想定していなかったので、急遽トークを小学校低学年や未就学の方にも分りやすいように噛み砕く方向に切り替えたのですが、チェンバロのお話には歴史的事項が関わってくるから難しい...。

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しかし、トークも演奏も、小さなお子様がたもとても真剣に聞いてくださって、とても嬉しかったです。皆さん、ありがとうございました。
因みに、ピアノとのチェンバロの発音構造の違いをお話すること、なかなか前者の構造の説明が私には難しいのですが、さすがピアノ屋さん、ピアノのハンマー部のダブルエスケートメントの模型があって、非常に助かった!(笑) チェンバロはいつもは口頭で説明する弦をはじくプレクトラムが付してあるジャックと呼ばれる部品を取り出してご覧いただきました。でもそんな説明をして改めて思ったのが、チェンバロのプレクトラムって小さい!

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左の図がそのプレクトラムを指しているところですが...改めて小さいと思う...。
こういう小さいものを一音一音コントロールしながら、チェンバロは音を紡いでいるのでございます。

今回のトークコンサートがチェンバロに興味を持っていただく機会になったら大変嬉しいなと思います。馴染みのない音楽とお話だったと思いますが、小さなお子様がたもチェンバロの音が記憶に残っていれば嬉しいです。

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長時間のトークコンサートを真剣に聞き入ってくださった皆様、ありがとうございました。
新響楽器さんのスタッフの皆様もありがとうございました。


さて、最近、ブログでの公演告知が直前になってばかりで申し訳なく思っております。またまた間近ですが、10/25に今年も石川白山山麓にて演奏させていただきます。
イタリアとフランスの音楽をテーマに、プログラムを組んでいます。只今、曲目解説も急ピッチで執筆中...リサイタル同等に力を入れて書いております。そして、出来たて(書きたて)ホヤホヤでお届けします。
北陸方面の皆様、是非いらしてください! 山麓の木々も色付き始めているとか...染め始めの紅葉とともにチェンバロを是非お楽しみください。

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チェンバロコンサート in 白山麓 Vol.2
「チェンバロ音楽で辿るヨーロッパ ーイタリア、フランス、ドイツー 」

2015年 10月 25日(日) 開演14:30 (開場14:00)

会場: 白山ろくテーマパーク吉岡園地ホール
   (石川県白山市河内町吉岡89)

入場料: 前売2,000円、当日2,500円、中学生以下1,000円 (ドリンク付)

出演 : チェンバロ 中田 聖子

プログラム

 ジロラモ・フレスコバルディ
  - トッカータ 第7番
  - バレット 第3番

 ベルナルド・パスクイーニ
  - ベルガマスカ
  - サルタレッロ
  - トッカータかっこうのスケルツォ

 ジャン=アンリ・ダングルベール
  - リュリの「カドミュス」の序曲

 ルイ・クープラン
  - 組曲 イ調

 フランソワ・クープラン
  - 第17オルドル

 アルマン=ルイ・クープラン
  - 「4つの国々」より「イタリア」「フランス」

 ヨハン・セバスチャン・バッハ
  - A.ヴィヴァルディの協奏曲RV.230に基づくチェンバロ独奏協奏曲 ニ長調 BWV.972
  - イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971


お問い合わせ・チケットのご予約は...
 金澤古楽堂 goldenwajima@gmail.com Tel.090-9446-8068 (輪島)
 ☆本公演のチケットご予約の連絡をKLAVIにいただいた場合も金澤古楽堂さんへ転送いたします。ご了承ください。

主催: 金澤古楽堂
協力: 白山ろくテーマパーク

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