このWeblogをリニューアルするにあたり、URLが http://www.klavi.com/jp/seiko-blog/tagebuch/に変更になります(実質移転です)。
既に新しい記事は、新weblogにて更新発信しておりますので、新しいweblogを御覧頂けますと幸いです。
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。
中田 聖子
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中田 聖子
皆様、お花見行かれましたか? 日本人は桜が好き...らしいですね。私も例外ではないです。しかし、毎年春はバタバタとしてお花見は行けずじまいですが今年も結局例外ではない...。去年は、サイトのトップ画像にも使っている写真を含めたCD用の写真撮りで、明日館を訪れ、桜吹雪を見ることが出来ましたが...
今年は全く桜の写真がないので、去年のその時のものを引っぱり出してみました。地面が白いですが、桜の花弁が積もって白くなっております。
今年も桜、撮りたかったなぁ...。お花見には行けなくても、道中で桜をパシャリといつもするのですが、今年は1本も見てません... (嘘ではない)。
さて、今春はあれこれ演奏がありますので、5月までの演奏会をお知らせ致します。
■ ルドゥーテ at 大阪
まず、先述したCDはルドゥーテの展覧会イメージCDなのですが、ルドゥーテ展が大阪でも開催されます!!
4/24から5/8まで、大阪 大丸心斎橋店にて開催。これまでの東京、広島は2日間のみの演奏でしたが、私の地元でもありますので、ほぼ毎日出演します。チェンバロのミニコンサート自体は、友人チェンバリストに御協力頂いて毎日開催されますので、展覧会と共にお楽しみください。
私の出演スケジュールは、
4/24(水) 11:00-11:20、14:00-14:20
4/25(木) 17:00-17:20
4/26(金) 15:00-15:20
4/27(土) 15:00-15:20、17:00-17:20
4/29(日) 14:00-14:20、16:00-16:20
5/1 (水) 15:00-15:20
5/3 (金・祝) 15:00-15:20、17:00-17:20
5/5(日) 15:00-15:20、17:00-17:20
5/8(水) 15:00-15:20
にチェンバロ・ソロで、デュフリ「三美神」「シャコンヌ」、フォルクレ「ラモー」「シルヴァ」、ラモー「ミューズたちの語らい」、クープランのプレリュードなどを演奏します。どの日にどの組み合わせになるかは、その日のお楽しみです (KLAVI Twitter @klavi_cembalo で各日の予定プログラムは前夜に呟くかもしれません)。
又、4/28(日) 14:00-14:20、16:00-16:20 は、ソプラノ鷹山美緒さんと共に、ラモーの「恋の鶯」他、
5/2(土・祝) 15:00-15:20、17:00-17:20には、リコーダーの井上佳代さんと共にオトテールの組曲 他を演奏予定です。
是非、ボタニカルアートのルドゥーテの薔薇と共にチェンバロの音色もお楽しみにいらしてください。(尚、展覧会中でのミニコンサートのため、展覧会入場料が必要です。)
■ ヴィヴァルディ祭り
この5月は関西在住の古楽器奏者の皆様と共に、ヴィヴァルディ室内協奏曲ほぼ全曲演奏会を開催します。大阪歴史博物館での三日に渡る公開リハーサルと講演会、そして、川口教会での三日に渡っての室内協奏曲演奏会、というヴィヴァルディ祭りです。
まず上記のルドゥーテの期間中ですが、5/2(木)の大阪歴史博物館[Map]での公開リハーサル (12:30より)に出てますので、お時間ございましたらリハってどんなものなのか覗きにいらしてください。
又、追加情報ですが、公開リハーサルの後、続いて 友人の音楽学者 山田高誌さんの講演会「ヴィヴァルディ ∼ヴェネツィア大衆の寵児」も行われますので、合わせてご参加ください。オススメ講演会です!!
(公開リハーサル、講演会共に ご予約不要ですが、御入場には歴史博物館の常設展示あるいは特別展のチケット購入が必要です。5/8と5/10にも別グループの公開リハーサルと講演会が開催されます。)
詳しくは こちらのページ を御覧ください。
そして、川口教会での室内協奏曲演奏会は、第1日目に出演で、5/9(木)の19:00からです。
「Viva Vivaldi ! ヴィヴァルディ祭り」
第1日目 : 5月9日(木) 開演 19:00 (開場18:30)
会場 : 日本聖公会 川口基督教会 (大阪市西区川口1-3-8) Map
入場料
前売券 : 一般 3,000円、高校生以下 1,000円
三日間通し券 6,000円(前売りのみ 限定100名)
当日券 : 一般 3,500円、高校生以下 1,000円
プログラム
A.ヴィヴァルディ
協奏曲 ハ長調 RV.87
協奏曲 ニ長調 RV.94
協奏曲 ニ長調「女羊飼い」RV.95
協奏曲 ト長調 RV.101
協奏曲 ト短調 RV.103
協奏曲 ト短調 RV.105
協奏曲 イ短調 RV.108
第1日目演奏会 出演者
リコーダー : 神谷 徹、バロック・オーボエ : 赤坂 放笛
バロック・ヴァイオリン : 河内 知子、稲富 友有子
バロック・チェロ : 中村 整、バロック・ファゴット 前田 肇
チェンバロ : 中田 聖子
詳しくは こちらを御覧ください。
■ J.S.バッハへの憧憬
そして、以前よりお知らせしておりますが、5/25(土)にはリコーダーの井上佳代さんと共にオール・J.S.バッハ・プログラムの演奏会を開催致します。会場は、アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホールです。
前回の「ヘンデルの憧憬」に続いて構想していたJ.S.バッハの演奏会。皆様のお越しをお待ちしております。
「J.S.バッハへの憧憬」
リコーダーとチェンバロで綴るJ.S.バッハの世界を、奏者のバッハへの憧れとともに奏でます。
オールJ.S.バッハプログラムをどうぞお楽しみください。
日時 : 2013年5月25日(土) 開演15:00 (開場14:30)
会場 : アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール(Access Map)
(大阪市住之江区安立3-8-12 Tel 06-6678-1011)
最寄り駅: 南海本線「住ノ江」駅 あるいは 阪堺電車「我孫子道」駅
入場料 : 前売 2,700円、当日 3,000円 (全席自由)
出演 : 井上 佳代 (リコーダー)、中田 聖子 (チェンバロ)
プログラム
・ソナタ ヘ長調 BWV.1016
(原曲:ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016)
・ソナタ 変ホ長調 BWV.1019
(原曲:ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ第6番 ト長調 BWV.1019)
・ソナタ ヘ長調 BWV.529
(原曲:オルガンの為のトリオソナタ第5番 ハ長調 BWV.529)
・組曲 ニ短調 BWV.997
(原曲:リュートの為の組曲 ハ短調 BWV.997)
お問い合わせ・チケットの御予約は...
(問) : KLAVIくらびチェンバロコンサート係
Tel. 090-2381-8816 E-mail : info@klavi.com
Ticket Counter (お問い合わせフォーム)からも送信出来ます。
アンリュウリコーダーギャラリー Tel. 06-6678-1011
(営業時間 : 平日 11:00-17:00、土日祝は不定期)
協賛 : アンリュウリコーダーギャラリー
後援 : 沙羅の木会(相愛大学音楽学部同窓会)
年明けて、すっかり一月も末となってしまいました。皆様、寒い日が続いていますが、お変わりございませんでしょうか? 2013年のWeblog、出遅れてしまいましたが、本年も色々綴ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。そして、今年の演奏活動第1公演目はもう過ぎてしまったのですが、ソロ、アンサンブル共に色々と取り組んでまいりますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します。お近くでのコンサートには是非お越しいただけますと幸いです。
今年の第1仕事は松の内明けぬうちにまずはリハとMTGでした。昨年末に急遽頂いた演奏(公開コンサートではないのですが)のための曲決め兼リハを行いました。その後、ホントの年末に2012年にレッスンおさめをしたばかりのレギュラーの生徒さんさんたちのお稽古始め(休む閑ないね、ゴメンナサイ)、そして東へ移動してのワークショップ(お嬢様がたのグループレッスン)とホームコンサートで演奏してまいりました。ワークショップでは、逆にあれこれと私自身が気付いたことが多くありました。こちらで少し文章に纏めてみましたので、興味を持ってくださる方ございましたら、ご高覧頂けますと幸いです。
今年も息切れしない程度に、頑張ってまいります♪ Blogも時間を見つけて綴りますので、皆さんまた今年もここに遊びにいらしてください(^^)
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12/1に第10回目となりましたリサイタルを無事に公演することが出来ました。寒い中をお越しくださった皆様、ありがとうございました。
プログラムについて公演中MCでお話したのですが、やっとソロリサイタルでオール・フランス作品のプログラムに挑むことが出来ました。これからも練りたいテーマは色々あります。色々な取り組みをしていこうと思っておりますので、皆様今後共どうぞ宜しくお願い致します。
リサイタルの数日前に、会場のアンリュウリコーダーギャラリーが朝日放送(TV)の取材を受けられまして、リコーダー奏者の井上佳代さんとリン・チンウェイ君(台湾から来日中でした)と共に演奏協力をさせて頂きました。W.ウィリアムの"鳥の模倣によるソナタ"を三人で演奏したのですが、一瞬音が流れるのではないかと思います。リコーダー工房がメインで、且つ演奏ではリコーダーがメインですので、私の姿は映らないかもしれませんが、是非関西の皆様、御覧ください。TV朝日「おはよう朝日」の12/6の放送分予定です。
写真はクルー到着前に、三人で行ったリハ中の様子です。日本語を使わないリハを初めてしました。カタコトで通じたので助かりました。チンウェイ君の洞察力(?)に感謝です。・・・英語、勉強します・・・。
・・・オランダ語熱も一体どうなったんでしょうね ^_^; 自習に切り替えてから、テキストを開けなくなってもう何年も経過してしまいました・・・(ダメじゃん)。
以前よりお話していましたが、12/1にリサイタルを行います。今年は珍しくフランス作品がテーマです。17世紀の作品が中心ですが、今回のリサイタルでは17世紀から18世紀の作品まで辿ります。CDに収録されている作品も数曲演奏します。
皆様のお越しをお待ちしております。
中田聖子 チェンバロ リサイタル Vol.10 「ヴェルサイユの遺産『愛の神殿』」---フランスのチェンバロ音楽---
第10回リサイタルは、オール・フランス作品をお届けします。17-18世紀のフランス、ルイ14世から16世の元、華やかな文化の中でクープラン一族やダングルベール、ラモーといった作曲家たちが活躍し、チェンバロ音楽も栄華を誇りました。彼らが残した音楽遺産を辿ります。クラヴサン(仏語でチェンバロのこと)音楽の世界をお楽しみください。
・2012年12月1日(土) 開演16:00 (開場15:30)
・会場 : アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール (Access Map)
(大阪市住之江区安立3-8-12 Tel 06-6678-1011)
最寄り駅: 南海本線「住ノ江」駅 あるいは 阪堺電車「我孫子道」駅
・入場料 : 前売 2,700円、当日 3,000円 (全席自由)
・出演 : 中田 聖子 (チェンバロ)
・プログラム
ルイ・クープラン : 組曲 ニ調
J.H.ダングルベール : 組曲 ニ調 (「フォリアによる変奏曲」を含む)
J.Ph.ラモー : 組曲
J.デュフリ : 三美神
J.デュフリ : シャコンヌ
J.B.A.フォルクレ : モランジあるいはプリゼー
他...
お問い合わせ・チケットの御予約は...
(問) : KLAVIくらびチェンバロコンサート係
Tel. 090-2381-8816 E-mail : info@klavi.com
Ticket Counter (お問い合わせフォーム)からも送信出来ます。
アンリュウリコーダーギャラリー Tel. 06-6678-1011
(営業時間 : 平日 11:00-17:00、土日祝は不定期)
・主催 : KLAVI
・協賛 : アンリュウリコーダーギャラリー
・協力 : Bergamio, 久保田チェンバロ工房
・後援 : 沙羅の木会(相愛大学音楽学部同窓会)
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リコーダー小池耕平さんとのコンサート、11/4に終了致しました。御来場くださいました皆様、ありがとうございました。数日前から大阪も冷え込んできて、晩秋を感じる日でした。
12月も同会場、アンリュウリコーダーギャラリー"タケヤマホール"で演奏させて頂きます。12/1に今度は私のソロリサイタルです。オール・フレンチ作品です。お時間ございましたら、是非皆様いらしてくださいね。
今回のフライヤーは、4日の公演での配布に殆ど滑り込みでの刷り上がりになってしまいました...(完成遅過ぎる!)。今年も自分でデザインしたのでピンクフライヤーです。そして両面カラーです。両面カラーになったのは、出世したからではなく、印刷屋さんの"両面カラー印刷キャンペーン"のおかげです、ありがたいことです。
先日のコンサートにいらしてくださったお客様から、「『アンリュウ』ってどういう意味なんだろうと思っていたら、地名のことだったんですね」というお話がありました。私も最初同じことを思いました。「安立」と書いて「あんりゅう」と読む地名で、アンリュウリコーダーギャラリー"タケヤマホール"はそこにあります。住吉大社の近くの位置だと言えると思います。
少し早めのクリスマスをフランスのチェンバロ作品で楽しんで頂けますと幸いです(クリスマスはこじつけですけど)。是非是非、皆様のお越しをお待ちしております。
weblog久々の更新となってしまいました... ^_^; 先日、11/4にアンリュウリコーダーギャラリータケヤマホールで開催の小池耕平さんのリサイタル大阪公演のリハに行ってきました。
折角なので日程を合わせて東京公演も聴いてきたのですが、品の良いヴェラチーニを聴くことが出来ました(小池さん御自身の意図に合っているかどうかは敢えて聞いていませんが・笑)。大阪公演でも、小池さんの品の良い演奏を生かせるようなコンティヌオを弾かせて頂きたいなぁと思っています。
11/4の15:00開演。オール・ヴェラチーニ・プログラムです。皆様のお越しをお待ちしております。
帰り際に、今話題の復活した(?)東京駅駅舎を見物してまいりました。レトロ建築ファンには、やはり無視出来ません。大阪人には馴染み深い「中之島中央公会堂」と設計者が同じ辰野金吾さんだった、とのことです(全国区ではむろん東京駅舎の方が有名ですが、Blogを御覧くださっている方には関西の方が多いと思いますので...)。
駅舎の中でも話題は「丸の内口」ですね。いつも荷物が多く地下鉄からの乗り換えにエスカレータを上手く活用する為、丸の内口をよく利用します。「いつもの様子」を想像すると「写真を撮る」なんて思いっきり「おのぼりさん」(! 否、悪いことではないと思う)。今回は"おのぼりさん"実行に気合いを入れて丸の内へ...
駅舎正面の写真は至るところに転がっていると思いますので、"天の邪鬼"で私は横から撮影。
"おのぼりさん"に気合いを入れてみたのに、これを撮影する時、いつもはいないカメラを構えた人たちが駅舎向いにウヨウヨ。「やはり撮りにくる人いるのだね」と思い乍ら、駅舎の中へ入れば、ものの見事にカメラ (否、携帯をかざす人が最も多し。因に私もうっかりカメラを忘れたのでiPhoneでの撮影でしたが...)を腕高く構える人ばかり。全くいつもと様子とは異なっていました。
建築鑑賞オタク(但し建築学知識は皆無)の感想としては、今迄見ていた駅舎の状態でも惹かれるものがあったのですが、3階部分や屋根が復元された状態を見てしまうと「バランスが良くなったなぁ」という印象を強く持ちました。これまで特には気にならなかったけれども、復元されると今迄のものが不完全であることが分かった、納得、という感想です。
話題の天井は...肉眼で見るとそうは思わなかったのですが、写真にしてみると、何だかケーキのように思えるのは、私だけ? (くいしんぼう?) 今まだ色鮮やかなので、少し時間が経つと、良い味になってくるのでしょうか...。
話題の方位干支のレリーフも美しいが、興味深いのはレリーフの下の兜。兜をアップにした写真も撮影してみたのですが、撮影が下手でボケてて使えませんでした ^_^; 迎賓館の室内装飾にも「積極的に」(という表現が正しいのかどうか分かりませんが)刀や兜のモティーフが用いられているようですが、意図してこういう部分を大切にしていた時期があったのかしら? という気が致します。西洋(風)建築は勿論EUに行って本家本元を鑑賞すれば良い訳ですが、日本の近代西洋建築の良さは、真似をしつつも「和」を大切にしているところにあると思います。こういった点は、何となく西洋古楽を演奏しようとする我々の姿勢にも共通項はあるように感じています。
さて、最後の写真は「建築の美しさ台無し」の構図なのかもしれませんが、下部の現在用途との共存も大切だと思う。私はあちこちは知らないけれども、数少ない利用したEUの駅にも古い駅舎を大切にしつつ、現在らしさが共存しているものが幾つかありました。
又、話題になっている復元部分の他に、柱やその結合部分なども建築鑑賞好きには興味深い要素です。
Blog記事のメイン話題が東京駅舎のようになってしまいましたが、11/4は小池耕平さんのリサイタル大阪公演に共演させて頂きますので、皆さん是非コンサートにいらしてくださいね♪